………あたしは、包み隠さず全てを太郎にさらけ出した。
こうなってしまった原因。
些細な勘違いから、マキやクラス全員からいじめを受けている事。
好きな人を奪われて自暴自棄になっていること。
お金の為、生きていく為にこの世界に入ったこと……。
「──────まぁ……ザッと話せばそんな感じなの。
ちょっと引いちゃった?」
全てを話し終え、心が少し楽になって。
「……まっ、時間は元には戻せないし、どうすることも出来ないんだけどね〜」
あははと自虐的に明るく笑って太郎を見ると
……──────え?
今度はあたしの動きが止まってしまった。
だって……
だってね?
────────ポツッ………
太郎が、大粒の涙を流して泣いていたの。
肩を震わせながら、何も言わずにうつ向いて。



