今まで何があっても泣かなかった 泣いたら余計に辛いから 泣いたら負けって気がして絶対に泣かなかった でもあたしは子供のように泣いた。 ポンポンと背中をさすってくれる優しさに泣いた。 あたしは自分が嫌いだった 周りから否定される自分が大嫌いだった 何をやっても空回りで指を差して笑われる だから傷付かない方法をいつも探していた それは極力人と関わらないようにすることだった ………だけど あたしは結局 同じ人という生き物に傷を癒やされていた