「わーいっカラオケだー!!
あっすみません、ワインかシャンパン下さーいっ♡」
「愛美さんまだ飲むつもりですか?もうダメですよ。
ほらこっちの美味しそうなメロンソーダにしましょ?
ね?はい決定。すみませんそれ2つ。」
「えぇぇぇ!!!」
あたしの絶叫をフル無視して、太郎がメロンソーダを注文し、ぶすっと膨れるあたし。
深夜のカラオケ店は、何だかいつ来ても賑やかだ。
飲み屋とか、カラオケ店とか、キャバクラとか……
今のあたしには、がちゃがちゃしてる場所の方が好きかもしんない。
─────……だって、一人じゃないもん。
「お待たせしました、メロンソーダです」
メロンソーダが運ばれた頃、あたしと太郎は曲を入れる機械を手に取り、曲を選び始めていた。
……が。
酔っ払っていたあたしは、機械の文字が読めない。
ぐるんぐるんに回って、それこそ解読不能。
……あらホント。
あたし飲みすぎたみたい。
妙に納得していると
───────……♪
聞き慣れた、音楽が室内に響いてあたしは顔を上げた。



