「……大丈夫か?」 「うん……ちょっとね…… 辛かった愛美時代の事思い出しちゃって…… でも、その人……その時支えてくれた大切な人で……… だ、だから…………─────っ………ふ……」 ─────ザァァン…… 波に打ち消された泣き声を、旦那さんは受け止めるように抱き締めてくれた。