ギター部の恋愛事情

 初めまして、霜田香夜(しもたかや)です。

 ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。小説を公開するのは本作が1作目となります。

 この話は、私が所属している部活の先輩、後輩、同期達を参考に書いてます。人間関係が違うところがあり、自分のことを語った物語を除き全ての作品はフィクションです。ノンフィクションの一作も全てが本当というわけではなく一部です。参考にした人は名前を変えて公開することにしました。

 この作品は、現代たくさんの恋愛的価値観や形がある中、結婚ができるのは男女の関係でしかできず、普通と違うことを不安に思っている方に特に届けたいと思っています。

 私、個人も中学生と高校生の合計6年間の中で一度に好きな人が3人以上いることがあり、いつしかそれが自分の普通になり、時には、三股だと噂されたり、本人に気付かれたり、絶対一人に決めなくてはいけないと思って、無理やり一番好きな人を決めていた過去がありました。

 後から思うと、焦って無理やり決めていたので間違っていることもあり、告白した後にやっぱりあの人の方が好きだったかも、と後悔することもありました。こうなったのは、本当に愛せると思える人にまだ出会ってなかったからだと、そういう人に出会ってから知りました。なので、もし今過去の自分に何か伝えられるなら、好きな人が一度に複数いる時があってもいいと言ってあげたいです。

 私は、異性にしか恋ができないので、同性を恋愛対象とする方や自分で思っている性別が生物学上の性別と異なる方の気持ちを完全に理解することは難しいかもしれませんが、否定はしたくないと思っています。むしろ、肯定して、そのままで大丈夫だと励ましたいです。そういう方にこの作品を読んでいただき、自信を持って、自分なりの恋愛をできるようになればとても嬉しいです。

 この作品を通して、全ての形をカバーできていませんが、人の数だけ恋愛の考え方があり、一般的に考えられている普通の恋愛とは違う価値観を持っている人も、そうでない人も、何かしらの恋愛に対する悩みが全ての人にあると思いますが、どの立場の人も間違っている恋愛をしている人は居ない、否定されることを恐れず、自分なりの恋愛をしてもいいのだということを伝えたいです。

 これからも、小説を書いていきたいと思っているので、ぜひ次作も読んでいただけたら嬉しく思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

 ※一応四章構成の予定でこれで完成ですが、続きを思いつく可能性があるので、完結設定をせず、そのままにしておこうと思います。