カル島と動物人たち

はせくら村長はふわっと優しい微笑みをすると、私の前に手を差し出した。
「よかったら案内するわ。」
私はお礼を言い、村長の手をとった。

すぐに船のり場についた。
船にのりこむと、気持ちいい海風がふいてきた。
船は満員なほど混みあっていた。
私は外にかがやく海を眺めながら、これから行くカル島について考えていた。
船が止まると、私たちは降りた。
まず目の前に出てきたのは、林だった。
竹や木といった大きな植物がわんさかある。
林を進んでいくと、ぱっと明るい日差しが差しこんできて、思わず私は目をつぶった。
しばらく歩いていくと、1つの家が見えてきた。
施設だ、とすぐには分からなかった。
カラフルな外見で、一見施設には見えない。