カル島と動物人たち

復活すると、再び私は列のうしろに並び、歩きはじめた。

家に着いたころには、みんな汗だくだった。
さっき買ってきたアイスを食べると、一気に体がひんやりした。
もう汗を流そうということで、シャワーだけをすることになった。
私も汗をかいていたが、夜まで我慢した。
お昼ごはんの子どもたちの食べっぷりといったら、すごいものだった。
やはり、歩くとおなかが空くのだろう。そういう私はアイスでおなかがいっぱいで、あまり食べられなかったのだが。
みんなが部屋にいるころ、私はシャワーを浴びていた。
汗が流されていき、気持ちがよかった。
部屋に戻り、電気を消してベットに潜りこむ。
今日もぐっすりと眠れそうだった。

早いことで、今日で調査はおわりだった。
短い5日間だったが、私は満足だった。
これで…帰って…また…
そう思っているうち、急に現実が降りかかってきた。