カル島と動物人たち

すぐに夕飯で呼ばれ、みんなでリビングへ行った。
食べおわると、私は自分の部屋に戻った。
思わずため息をつく。
こんなにだれかといるのが楽しいとは思わなかったな…と思った。
ずっと1人でいいと思っていた。でも…だれかといてみるのもいいかもしれないな。
ベットに入り、私は眠りについた。

次の日の午前、私は施設長から着てと言われた服とズボンを着た。いかにも冒険者という服装だ。
リビングへ行くと、みんなも同じような格好をしていた。
子どもたちが私を見ると、各々に声を上げた。
「いいじゃん、すごく似合ってる!」
「うん、とってもステキ!」
「いいじゃねーか。まさに探検家って感じだぜ。」
「大人の探検家ね!」