推しは恋のキューピッド

私がもう全部ぶちまける気持ちで、
吐き出す。


そして顔を上げると、目の前の早川課長は
手で口を押さえてこっちをみている。


「それめっちゃ嬉しい…」


「は?」


早川課長は私の腕をとる。

 




「俺の好きな人って………中森さんのことだから」







早川課長の言葉にフリーズしてしまう。




「え?…私?」


「うん。そう。
…ゴメン、今嬉しくてニヤケ過ぎてて…
ちょっとこっち見ないで。」


そんなの関係ない。
私は詰め寄る。


「でも!この間は私って言わなかったじゃないですか!」




「それは!中森さんは俺のこと、推し友とかお兄ちゃんとか言うから、今言っても振られるだろうなと思って。
…まぁでも、ハッキリ言わなくて泣かせたのは申し訳なかった。」



「じゃあ早川課長は、私のこと5年も前から好きなんですか?」