推しは恋のキューピッド

すると晴香ちゃんもグッと早川課長を睨みつける。


「私の梓さんをあんな目が腫れ上がるくらい泣かせた罰です!!!」


「え?」
早川課長は私の方を見つめる。


「あれ、俺のせい…なの?」


私が戸惑っていると、代わりに晴香ちゃんが続ける。


「そうですよ!早川課長がハッキリ言わないから!
そんな合コン行かれて慌てるぐらいだったらさっさっと言ったらどうですか?
…とりあえず、私は帰りますから。あとはゆっくり2人で話し合ってください!」


早川課長をジロッと睨んだ後、
晴香ちゃんは私にニコッと笑顔を向ける。


「梓さん!それじゃあまた明日!」


私と早川課長は2人して呆然と晴香ちゃんの後ろ姿を見送る。


「川崎さんってあんな感じだったんだな…」



「すごいかっこいいですよね…凄く人想いのいい子です。」



「…そうなのか?」
怒りをぶつけられた方の早川課長は
あまり信じられない様子だ。