ありふれた日常こそ、尊い。


「じゃあ、指挿れるよ?」
「う、うん、、、」
「痛かったら言って?」

わたしは凪の言葉に頷くと、凪の首に腕を回し、しがみついた。

そして、凪の指がスルリと入ってくるのを感じる。

「ぁ、、、っ、、、」
「痛い?」
「ううん、大丈夫。」
「じゃあ、続けるね。」

そう言って、凪はゆっくりと指を動かし、わたしの中を解してゆく。

"はじめて"って、何もかもが痛いものだと思ってた。

でも、、、全然痛くない。
むしろ、初めてなのに気持ち良く感じて、自然と声が漏れ、腰が浮いてしまった。

それから凪が「だいぶ濡れてきたよ。」と嬉しそうに言うので、わたしは恥ずかしくて凪にしがみついたままでいた。

「そろそろ俺、限界なんだけど、、、挿れていい?」

首にしがみつくわたしの髪を撫で、凪が耳元で囁く。

わたしは頷くと「うん、いいよ、、、。」と返事をした。

「ゆっくり挿れるから。」
「うん。」
「無理しなくていいから、痛かったら言ってね?」

そうして、凪はわたしの足を腕に掛け、挿入体勢に入ると、ゆっくりとわたしの中に入ってきた。

「ぁあ、、、!」
「ごめん、痛かった?」
「、、、大丈夫。続けて?」

わたしはそう言って、凪の頬に手を触れた。

凪は優しい瞳で見つめたあと、わたしを抱き締め、ゆっくり、ゆっくりとわたしの中へと入ってきて、わたしたちは初めて一つになった。