ありふれた日常こそ、尊い。


「はい、どうぞ〜」

凪は鍵を開けると、そう言いながら玄関のドアを開け、玄関の電気を点けた。

「お邪魔しまーす。」

わたしはそう言って中に入ったのだが、やっぱり良いマンションだ、、、

そして、ちょっとした短い廊下の先にはリビングがあり、わたしはリビングを見て驚いた。

「わぁ、、、お洒落〜。」

凪の家は、まるでモデルルームで揃えた家具のようにお洒落でセンスが良く、整理整頓されていた。

こんな部屋見せられたら、わたしのオタク部屋なんて見せられないよ、、、

「凪って、綺麗好きなんだね。」
「え?そんなことないよ。」
「だって、ちゃんと綺麗にしてるじゃない?」
「それは、、、彼女が出来て、いつ来ても大丈夫なように掃除したからであって、普段は散らかってる。」

凪は少し照れくさそうに、そう言った。

え?彼女が出来て、いつ来ても大丈夫なように?

それは、わたしを呼べるように掃除してくれたってこと?

凪は、ちゃんとわたしを"彼女"だと思ってくれてるんだ。

ってことは、ちゃんと、、、
わたしと恋愛してくれようとしてるってことなの?