彼の彼女になりたい!(短)

橘先輩と会わなくなって一週間がたった。

「いつまで続くの?これ…」


「え?先輩が動くまで。ずっと」

えーーー!やだー!

「無理、待てない。っていうか、先輩一生動かないよ?」


「まあ、見てなさい。直に動くから。
(大丈夫よ愛理!愛理のために、先輩と晃に裏を
まわしてやったんだから!先輩は好きになったって
言っていたんだし…あとは待つだけよっ!!)」


「ほんとかなぁ??」


「じゃあ…。ここから3週間経ってもまだ動かなかったら、
もう一度告白しましょう!」

3週間って……

「それって、一回目の告白からほぼ一ヶ月じゃん!」

「そーよ!
そのくらいがちょうどいいの!!」


「明里ちゃんが言うなら……。」

私は明里ちゃんを信じることにした。