アリトの両親に今の状況を説明すると、快く受け入れてくれた。
「いや~、まさかアリトに、魔法の才能があったんだな~!」
アリト父は、豪快に笑いながら言った。
ちょん、ちょんと、アリアが焔とアリトの袖を引っ張った。
「…ホムラとお兄ちゃん、行っちゃうの?」
アリアは、いまにも泣きそうな声で言った。
焔はしゃがんで、アリアの頭を撫でて微笑んで言った。
「大丈夫だよ、定期的に帰ってくるから。」
「…本当?」
「ほんと、ほんと。あ、そうだ!」
焔はポケットから、可愛らしいぬいぐるみを出した。犬のぬいぐるみだ。
「これ、作ったんだ~。アリアにあげる。これで寂しくないでしょ?」
焔からぬいぐるみを受け取ると、アリアはにっこりと笑ってた。
「うん!ありがと!」

