次の瞬間、オークは何故か消えていた。
その場には、ホムラがいた。
「ホムラ!!」
「ごめん、待たせたね。ここからは、私に任して!」
焔はこちらに振り向いて、歯を見せて笑って言った。
すると、雄たけびをあげながらオークが4体も現れた。
「ホムラ!危ない!!」
ホムラは、オークの攻撃を全部避けて、そしてまた、4体のオークは消えていた。
「ここも、危ない!その子を連れて逃げて!!」
「あぁ!分かった!!」
俺はアリアを抱えて走った。
「ホムラ、気を付けて!!」
「分かった!!」
ホムラは、にかっと笑って言った。

