「目開けていいですよ。」 そう言われ目を開けると、最初の草むらにいた。 「すごい!瞬間移動だっ!!」 焔は、また目をきらきらとさせた。 「すごいでしょう、なので是非とも私と契約を…」 「結構です。」 食い気味に焔は即答した。 「まず、あなたに私のファーストk…」 刹那、爆発音が鳴り響いて、地面が大きく揺れた。 「え!?なに?!」 その爆発音は、村の方から聞こえた。 「ま、まさか…!」 嫌なことが脳裏によぎり、村の方へ走り出した。