愛を伝えていたら…

「で、何で私を呼び出したわけ?」

「え、もう分かるでしょ。片付け手伝ってよ。」

「はああ?何言ってんの?あんたバカ?」

「え、俺ってバカなの?」  

「バカ以外の何だって言うのよ!片付けくらい自分でやりなさいよ!自分が昼まで寝たんが悪いんでしょーが!!」

「でも、俺何をどこに片付けたらいいかとか分かんないもん。」

「はあああ?こっちの方が分かんないわよ!あんたの家でしょ?」

呆れた。ホントにこいつと話してると、頭がおかしくなりそう。何でもかんでも人に頼らないと生きていけないのか、こいつは。

「もう勿体ぶらないで手伝ってよ~。」

「は?何が勿体ぶらないで、よ。こんなことで私を呼び出すなんてあり得ないんだけど!」
 
「も~う!さっさと片付けるよー。」

「私帰る!こんなのに付き合ってらんない!」

私は帰ろうとすると、

「待って。」

バックハグで引き留められた。