入り口で立ち止まり、担任の結原先生を呼んでもらう。
結原先生は今年50歳になるベテラン先生で市内のいくつもの高校を経験して、ここへきていた。
「どうしたふたりとも?」
結原先生は梨里と柚柚を交互に見てそう聞くけれど、その視線がネームを確認していることはふたりともわかっていた。
そっくりな双子が同じクラスにいれば、どっちがどっちかわからなくなるのは当然のことだった。
「先生。今回のテスト結果はおかしいと思います」
柚柚が背筋を伸ばしてそう言った。
「おかしい? 採点が間違っていたか?」
そう聞いてから、まだ解答用紙は自分の手元にあると思い出す。
ホームルームの時に返却する予定にしていたのだ。
結原先生は今年50歳になるベテラン先生で市内のいくつもの高校を経験して、ここへきていた。
「どうしたふたりとも?」
結原先生は梨里と柚柚を交互に見てそう聞くけれど、その視線がネームを確認していることはふたりともわかっていた。
そっくりな双子が同じクラスにいれば、どっちがどっちかわからなくなるのは当然のことだった。
「先生。今回のテスト結果はおかしいと思います」
柚柚が背筋を伸ばしてそう言った。
「おかしい? 採点が間違っていたか?」
そう聞いてから、まだ解答用紙は自分の手元にあると思い出す。
ホームルームの時に返却する予定にしていたのだ。



