恐怖姉妹

そう考えると悔しくて奥歯を噛み締めた。
無意識のうちに両手で拳を握りしめてしまう。

「柚柚は2位かぁ。でもすごいね。私なんて下から数えたほうが早いし」
梨里が下から5番目に自分の名前を見つけて苦笑いを受かべる。

ちなみに彩香は真ん中くらいに名前を見つけた。

今回のテストは成績上位者にとっては簡単だったようだけれど、万年平均店の彩香にとっっては結構難しくて、全問解き終わったのは試験時間ギリギリになってからだった。

「全然すごくない」
黙り込んでいた柚柚がつぶやく。

「え?」
彩香は聞き取れなくて聞き返したけれど、梨里はすぐに笑顔をかき消した。

「うん、そうだよね。よくない」