忘れられないあの夏

私の背番号は四番だ。

カッキーン

ホームランだ。

私がとった最後の得点だ。


「整列」

「礼」

「ありがとうございました」

あぁ、負けてしまった。私はみんなに、「ごめん、負けちゃって。」と言った。

そうすると、幼馴染の、五番、波瑠に、

「今日の得点全部お前がとった得点だぞ。
 そんなやつに誰も責めねぇよ。」

と言われた。

そして帰ろうとした間際、「あの」と呼び止められた。

振り返ると、わたしがホームランを打った、