シクシクは、目の前の光る星をじっと見つめた。
ワクワクしたら、星が青く光った。
偶然じゃなくて、2回も。
「……。」
こんなこと、初めてだった。
でも、だからこそ、心の奥が ざわざわ する。
「ねぇ!」
光の生命体が、ふわっと宙を舞いながら言った。
「シクシク、今の気持ち、どう?💫」
「……どう、って?」
「なんか、心がふわっとした感じ?🎶」
「ちょこっとだけ、楽しくなかった?✨」
シクシクは、考えた。
でも、なんて答えたらいいか分からなかった。
嬉しい? いや、違う。
楽しい? ううん、それも違う。
むしろ、胸の奥が そわそわ して、落ち着かない。
シクシクは、自分でも不思議だった。
ワクワクって、いいことなんじゃないの?
シンクロって、すごいことなんじゃないの?
なのに、なぜか――
心の奥が、ずっと ザワザワ していた。
「ワクワクすると、シンクロが起こる。」
光の生命体は、そう言った。
でも、それが 本当に本当だったら……?
もし、ワクワクし続けたら、
もし、このまま進んだら、
もし、何かが変わってしまったら――
「……シクシク星で、ぼくはずっとこうしてきたのに。」
ため息をついて、諦めて、何も期待しない。
そうやって生きてきたのに。
ワクワクなんかしたら、
この「いつもの自分」が、なくなっちゃう。
「……。」
胸の奥が、ズンと重くなった。
「変わるのが、怖い。」
シクシクは、そっと光の生命体を見た。
「……ワクワクって、しないほうがいいのかも。」
「え?」
「だって、今までと違うことが起こるってことでしょ?」
「それって……なんか、怖い。」
光の生命体は、しばらくシクシクを見つめていた。
そして――
「そっか!怖いんだね!✨」
嬉しそうにニカッと笑った。
「えっ……?」
「でもね、それって めっちゃいいサイン なんだよ!」
「……いいサイン?」
「そうそう!ワクワクしてると、最初はちょっと怖くなるの。💫
だって、今までと違う世界に進もうとしてるからね!🌟」
「……。」
シクシクは、光の生命体の言葉をじっと聞いた。
「だからね、その『怖い』って気持ち――
実は、『もうすぐすごいことが起こるよ!』っていう合図 なの!✨」
「……合図?」
「そう!ワクワクの世界に飛び込むとき、
みんな最初は『うわ~!どうしよう!?』ってなるんだ!」
光の生命体は、クルッと回って続けた。
「でもね、それを超えたら、もっとすごいワクワクが待ってるんだよ!💖」
シクシクは、そっと胸に手を当てた。
「ワクワクを感じたら、何かが変わる……?」
「……でも、怖い?」
どっちが本当の気持ちなのか、分からなかった。
でも――
「……もし、本当に、もっとすごいワクワクがあるなら……?」
シクシクは、小さくつぶやいた。
そして、そっと 深呼吸 する。
「試してみよう。」
そう思った瞬間――
🌌 遠くの宇宙で、新たな星がまたたいた。
それは、まるでどこか遠くにいる 誰か にも、
ワクワクが 届いている かのように。
🌟 続く…!
次回、第5話 「シクシク、最初の一歩!」
ワクワクの先に何があるのか――
シクシクは、ついに 小さな行動 を起こす!?
ワクワクしたら、星が青く光った。
偶然じゃなくて、2回も。
「……。」
こんなこと、初めてだった。
でも、だからこそ、心の奥が ざわざわ する。
「ねぇ!」
光の生命体が、ふわっと宙を舞いながら言った。
「シクシク、今の気持ち、どう?💫」
「……どう、って?」
「なんか、心がふわっとした感じ?🎶」
「ちょこっとだけ、楽しくなかった?✨」
シクシクは、考えた。
でも、なんて答えたらいいか分からなかった。
嬉しい? いや、違う。
楽しい? ううん、それも違う。
むしろ、胸の奥が そわそわ して、落ち着かない。
シクシクは、自分でも不思議だった。
ワクワクって、いいことなんじゃないの?
シンクロって、すごいことなんじゃないの?
なのに、なぜか――
心の奥が、ずっと ザワザワ していた。
「ワクワクすると、シンクロが起こる。」
光の生命体は、そう言った。
でも、それが 本当に本当だったら……?
もし、ワクワクし続けたら、
もし、このまま進んだら、
もし、何かが変わってしまったら――
「……シクシク星で、ぼくはずっとこうしてきたのに。」
ため息をついて、諦めて、何も期待しない。
そうやって生きてきたのに。
ワクワクなんかしたら、
この「いつもの自分」が、なくなっちゃう。
「……。」
胸の奥が、ズンと重くなった。
「変わるのが、怖い。」
シクシクは、そっと光の生命体を見た。
「……ワクワクって、しないほうがいいのかも。」
「え?」
「だって、今までと違うことが起こるってことでしょ?」
「それって……なんか、怖い。」
光の生命体は、しばらくシクシクを見つめていた。
そして――
「そっか!怖いんだね!✨」
嬉しそうにニカッと笑った。
「えっ……?」
「でもね、それって めっちゃいいサイン なんだよ!」
「……いいサイン?」
「そうそう!ワクワクしてると、最初はちょっと怖くなるの。💫
だって、今までと違う世界に進もうとしてるからね!🌟」
「……。」
シクシクは、光の生命体の言葉をじっと聞いた。
「だからね、その『怖い』って気持ち――
実は、『もうすぐすごいことが起こるよ!』っていう合図 なの!✨」
「……合図?」
「そう!ワクワクの世界に飛び込むとき、
みんな最初は『うわ~!どうしよう!?』ってなるんだ!」
光の生命体は、クルッと回って続けた。
「でもね、それを超えたら、もっとすごいワクワクが待ってるんだよ!💖」
シクシクは、そっと胸に手を当てた。
「ワクワクを感じたら、何かが変わる……?」
「……でも、怖い?」
どっちが本当の気持ちなのか、分からなかった。
でも――
「……もし、本当に、もっとすごいワクワクがあるなら……?」
シクシクは、小さくつぶやいた。
そして、そっと 深呼吸 する。
「試してみよう。」
そう思った瞬間――
🌌 遠くの宇宙で、新たな星がまたたいた。
それは、まるでどこか遠くにいる 誰か にも、
ワクワクが 届いている かのように。
🌟 続く…!
次回、第5話 「シクシク、最初の一歩!」
ワクワクの先に何があるのか――
シクシクは、ついに 小さな行動 を起こす!?
