ズキン――!!
シクシクの胸の奥が、冷たい何かに覆われていく。
ワクワクの種が、まるで凍りつくように、光を弱めていく。
「……。」
「どうした?」
ノワノワが、ニヤリと笑った。
「さっきまでの自信はどこへいった?」
「……。」
「“ワクワクはすごい” んだろ? なら、今すぐ証明してみせろよ。」
ノワノワの声は、どこまでも冷たかった。
その言葉は、まるで 心の奥に潜む不安をえぐり出す刃 のようだった。
(……ぼくは、本当にワクワクを信じられているのか?)
(ワクワクが、本当に世界を変えられるなんて……。)
(そんなこと……。)
ドクン――
シクシクの手のひらのワクワクの種が、弱々しく光を瞬かせる。
「やっぱりな。」
ノワノワは、ふっとため息をついた。
「お前も、気づいてしまったか。」
「……。」
「ワクワクなんて、一瞬の錯覚だ。
楽しい気持ちはすぐに消えて、あとに残るのは―― 何も変わらない現実だけ。」
ズキン――!!
その言葉が、シクシクの心を深くえぐる。
シクシクは、足がすくんで動けなくなった。
「星が光ったからなんだ?」
「それで、この世界は何か変わったのか?」
「ワクワクしたところで、結局何も変わらないじゃないか。」
シクシクの頭の中に、過去の記憶がよぎる。
――「ワクワクなんて、バカみたい。」
――「どうせ無理だよ。」
幼いころから聞き続けた言葉。
期待した分だけ、傷ついてきた記憶。
――「ワクワクなんて、幻想だ。」
ノワノワの声が、頭の中でこだまする。
「……。」
シクシクの中のワクワクの光が、完全に消えかけた。
「シクシク! ダメだよ!!」
光の生命体の声が、焦りに染まる。
「ねぇ! 思い出して! ワクワクすると、シンクロが起こったでしょ? あれ、全部偶然だと思うの?」
シクシクは、わずかに目を揺らした。
「ほら! だって、最初の時も、ワクワクしたら星が光って――」
「……それがどうしたの?」
光の生命体の言葉を遮るように、シクシクが低くつぶやく。
「……ただの偶然だったのかもしれない。」
「そんなわけないよ! シクシクは変わったじゃん!」
光の生命体は、必死に訴えかける。
「ねぇ、シクシク…… ほんとは気づいてるよね? ワクワクは、ちゃんと広がってるって!」
「……。」
シクシクの手の中、ワクワクの種がかすかに揺れる。
でも、その光は、もう今にも消えそうだった。
ノワノワが、冷たく笑う。
「フン、ほらな。」
光の生命体は、ぎゅっと拳を握った。
「違う! シクシクは――」
「……うるさい。」
「……え?」
光の生命体の声が、一瞬止まる。
「ワクワクが続くって言うなら…… 証明してみてよ。」
シクシクは、光の生命体をまっすぐ見つめた。
その瞳には、ワクワクの輝きはなかった。
「どうして、ワクワクしたら幸せになれるって言い切れるの?」
「……シクシク……?」
「期待したって、叶わなかったらどうするの?」
「もし、頑張っても、何も変わらなかったら?」
光の生命体は、言葉を失った。
ノワノワが、満足そうに腕を組む。
「お前も、そろそろ現実を見たらどうだ?」
「ワクワクなんて、一瞬のものだ。」
「結局、最後には “何も変わらなかった” って思い知るだけさ。」
光の生命体は、必死にシクシクの手を取ろうとする。
「違うよ! そんなこと――」
でも
光の生命体の手が、シクシクに触れる前に――
シクシクの意識は、闇の中に落ちていった。
🌟 続く…!
✨ 次回、第13話「謎の声…シクシク、最後の選択」!
ノワノワの言葉に、シクシクのワクワクが揺らぐ。
果たして、シクシクは再びワクワクを選べるのか――!?
シクシクの胸の奥が、冷たい何かに覆われていく。
ワクワクの種が、まるで凍りつくように、光を弱めていく。
「……。」
「どうした?」
ノワノワが、ニヤリと笑った。
「さっきまでの自信はどこへいった?」
「……。」
「“ワクワクはすごい” んだろ? なら、今すぐ証明してみせろよ。」
ノワノワの声は、どこまでも冷たかった。
その言葉は、まるで 心の奥に潜む不安をえぐり出す刃 のようだった。
(……ぼくは、本当にワクワクを信じられているのか?)
(ワクワクが、本当に世界を変えられるなんて……。)
(そんなこと……。)
ドクン――
シクシクの手のひらのワクワクの種が、弱々しく光を瞬かせる。
「やっぱりな。」
ノワノワは、ふっとため息をついた。
「お前も、気づいてしまったか。」
「……。」
「ワクワクなんて、一瞬の錯覚だ。
楽しい気持ちはすぐに消えて、あとに残るのは―― 何も変わらない現実だけ。」
ズキン――!!
その言葉が、シクシクの心を深くえぐる。
シクシクは、足がすくんで動けなくなった。
「星が光ったからなんだ?」
「それで、この世界は何か変わったのか?」
「ワクワクしたところで、結局何も変わらないじゃないか。」
シクシクの頭の中に、過去の記憶がよぎる。
――「ワクワクなんて、バカみたい。」
――「どうせ無理だよ。」
幼いころから聞き続けた言葉。
期待した分だけ、傷ついてきた記憶。
――「ワクワクなんて、幻想だ。」
ノワノワの声が、頭の中でこだまする。
「……。」
シクシクの中のワクワクの光が、完全に消えかけた。
「シクシク! ダメだよ!!」
光の生命体の声が、焦りに染まる。
「ねぇ! 思い出して! ワクワクすると、シンクロが起こったでしょ? あれ、全部偶然だと思うの?」
シクシクは、わずかに目を揺らした。
「ほら! だって、最初の時も、ワクワクしたら星が光って――」
「……それがどうしたの?」
光の生命体の言葉を遮るように、シクシクが低くつぶやく。
「……ただの偶然だったのかもしれない。」
「そんなわけないよ! シクシクは変わったじゃん!」
光の生命体は、必死に訴えかける。
「ねぇ、シクシク…… ほんとは気づいてるよね? ワクワクは、ちゃんと広がってるって!」
「……。」
シクシクの手の中、ワクワクの種がかすかに揺れる。
でも、その光は、もう今にも消えそうだった。
ノワノワが、冷たく笑う。
「フン、ほらな。」
光の生命体は、ぎゅっと拳を握った。
「違う! シクシクは――」
「……うるさい。」
「……え?」
光の生命体の声が、一瞬止まる。
「ワクワクが続くって言うなら…… 証明してみてよ。」
シクシクは、光の生命体をまっすぐ見つめた。
その瞳には、ワクワクの輝きはなかった。
「どうして、ワクワクしたら幸せになれるって言い切れるの?」
「……シクシク……?」
「期待したって、叶わなかったらどうするの?」
「もし、頑張っても、何も変わらなかったら?」
光の生命体は、言葉を失った。
ノワノワが、満足そうに腕を組む。
「お前も、そろそろ現実を見たらどうだ?」
「ワクワクなんて、一瞬のものだ。」
「結局、最後には “何も変わらなかった” って思い知るだけさ。」
光の生命体は、必死にシクシクの手を取ろうとする。
「違うよ! そんなこと――」
でも
光の生命体の手が、シクシクに触れる前に――
シクシクの意識は、闇の中に落ちていった。
🌟 続く…!
✨ 次回、第13話「謎の声…シクシク、最後の選択」!
ノワノワの言葉に、シクシクのワクワクが揺らぐ。
果たして、シクシクは再びワクワクを選べるのか――!?
