女も男も関係なく惚けた表情で見られる天條獅帥を隣に置いて、私よく考え事していたなあ…ある意味凄くない?
「わ、私変な事言ってないよね?」
「言ってなかった」
「ああ良かった…」
獅帥君の面子を潰す様な事にはなかったらしい、ほっ。
考えるのは後回し、後回し。
今日は凌久君も妃帥ちゃんもお留守番。
妃帥ちゃんと匡獅さんが話してをしていたパーティーは、天條家で開催されていて、場所は本館の1番大きなホール。
貸し切られた豪華絢爛なパーティーには、見える人見える人がテレビや雑誌で見る著名人ばかり。
………ここにいる私の場違い感スゲエ。
私も一応それなりの格好はしている。
背中が少し露出しているフロア丈の深い藍色のドレスを着た私は、妃帥Pのプロデュースと、プロスタイリストことカズミさんにより、魔法のメイクとヘアアレンジを施され、イヤリングやネックレス等の装身具を付けることで、大分大人っぽくなっていた。
まあ、それでも周りには圧倒的に負けているんですけれど。
無意識下でどうにか獅帥君のパートナーをしていた私を、観察する様な目で見る人もいれば、直接聞いてくる人もいた事を思い出す。
その都度、妃帥ちゃんの友人だって言う事で紹介をされまくっていた。(流石にパートナーとか、ミケとか言えないため)



