我らがスーパー美少女清維が、私を守るようワイルドイケメン前に立ち塞がる。
か、かっくいぃ僕らの清維さん。
「ンダよ清維。お前もクソ女の味方か?」
「違うわよ。綴はクラスメイトだし…それに綴は部外者なのよ、こんなところで話をするものではないわ」
「部外者ダア?」
酷薄気味に笑った男は、再度私を睥睨した。
「クソ女に抱きついて可愛いだ何だ言うなんて部外者じゃねえんだろ」
「それは…」
「しかも口振りじゃあ知り合い見てェだし、これで無関係はねえだろが」
「…」
「なぁそうなんだろうブス」
話を振られた私に清維がチラリと伺う様に見てくる。
一応味方ではいるが私と着物の少女の関係を気にしているらしい。
関係…関係ねえ。
保険室に一緒に行ってちょっと重い話して、けど名前も知らないって。
………言って信じてくれるのか。
「どうしたァ?何も言えねェってことは疾しい関係か?」
「…」
疾しい関係になってもいいんですか、なんて言ったら殺されそう。
「私は…」
よく分からない、分からないけど。
よく分からないことに巻き込まれそうになっているのは確か。
取り敢えず誤解を与えないように、出来るだけ話を簡潔明瞭に話すぐらいしか思い付かない。
そう思って口を開きかけ、
「綴は私のミケよ」



