過つは彼の性、許すは我の心 壱



 くるりとその場で回される。


「いいわね。カズミよくやったわ」

「ありがとうございます」


 怒涛も怒涛。流れで着替え、ヘアセット、化粧etc…。カズミさんメインの指示役妃帥ちゃんによるビューティーサロンが開催された。

 身体にピッタリのフリルスリーブのフラワーレースドレスに、靴はグリッターヒールレースのパンプス。

 頭は色取り取りの花の付いた髪ゴムを使いながら編み込んで、三つ編みにし、童話のお姫様ラプンツェルの様な髪型に。

 化粧もそれに合わせて、明るく華やかに見える様に施され、私史上最高の美しさが出来上がった。

 えこれ私なの…?と本気で姿見前でやってしまった。

 て言うか、カズミさんの化粧の腕前が凄すぎるんだ。

 私の化粧が児戯に見える、プロ並みなカズミさんの腕前に嫉妬通り越してもう脱帽だ。後で教えてもらおう。

 妃帥ちゃんが任せておいてなんて言っていたけど、妃帥ちゃんとサイズの違う服とか、靴まで準備出来ちゃうなんて流石は天條って事なのか。


 凄いぃとは思ったんだけど、1つ気になる事が。


「ち、因みにお金は…」


 おいくら万円ですかと聞かざる得ないぞ、コレは。

 服も靴がありふれたものではなく、恐らく私に合わせて作られたもの、要はオーダーメイドなのだ。しかも天條御用達何て一体、本当にお幾らなんだ…。

 そう、恐る恐る私の考えを伝えれば、