後方に笑顔が魅力的なイケメン渚君、前方のかわゆい美少女妃帥ちゃん。
どっちもタイプ…!って言うのは冗談だけど、不穏な空気を流す2人に周囲もどう仲裁していいのかと伺っていれば、
「はい海祇先輩、天條妃帥さん。唐堂先輩が迷惑しています。後周りも面倒臭いと思っているのでやめましょう」
我らができる武闘派後輩惣倉君が、周囲の気持ちを代弁しているかの様に割って入った。
ただ言い方が悪い。
「惣倉君その言い方は」
「でもこの話何か意味ありますか?実りのある話ならどうぞですけど」
確かにそうなんだけど言い方が悪いと思うし「こうもっと、マイルドな言い方にしよう」と言うと、惣倉君はキョトンとしている。あら可愛い…じゃなくて。
「マイルドな言い方って?」
「んー例えば、お二人とも積もる話もあると思いますので、どうぞ後は2人でごゆっくり…とか」
「仲人のおばちゃんみたいやな」
「うぐ」
凌久君の容赦の無いツッコミは流石関西出身者と言わざる得ない。
ていうか、そうだ!
「は、話も纏まったわけだし、体育祭後半戦頑張ろう!」
そうそう今1番大事なことだよね!
「よおし!妃帥ちゃんも来てくれたし頑張っちゃおっかな!」
円陣でも組んじゃう?なんて周囲を見渡せば、お前何言ってんだ?って言う顔になっていた。



