本気出したら小鳥さんと勘違いするぐらいの体重だから!と言いながら惣倉君の背に乗っかる。 「はい、先輩はりんご5個分だと思っておきます」 「林檎3個分にして!」 「ふはっ…じゃあ3個分で」 惣倉の首に腕を回して絶対だから絶対と言い含めた。 後から嫌でもこの時のことを思い出す。 彼の決意とその覚悟の強さ、そして…私の愚かさ。 繰り返し、繰り返し思い出すことになる。