「助けて貰ったじゃん、この生徒会の仕事の処理で」
「それはそうだけど、違くって」
「結局何が言いたいの?」
ハッキリ言わないなら天條カメラマンお話ターイム!の処遇を考える刑に処するぞ、という意味を込めて睨む。
「もしかして獅帥に迷惑かけられないって思っているの?」
いやいや僕がその処遇を考えますよ(そんなこと言っていない)と火ノ宮君。
「私がそう思うその心は?」
「…獅帥のこと好きになったから?」
「私天條君のまともに喋ったのここ数日よ。どうやって好きになるのさ」
天條君、お前そうだったのかみたいな顔で見ないで欲しい。
ちっちっち…幾ら彼が国宝級のレアリティ星5のイケメンでも簡単に、す、好きにならないんだから!(ツンデレ風)
あ、これだと好きになっちゃう奴じゃん。
「実は前から見て知っていたんだけど隠してて、妃帥に近づいたとか」
まずは身内からですか、定石だね。
「妃帥ちゃんが来る日を“偶然”知って、“偶然”を装って出会って、天條君を思う人に“偶然”刺されて、“偶然”にもその後再会してミケ?になって…偶然のオンパレード、大バーゲンセールが起きているね」
偶然のエレクトリカルパレード、後なんか語感がいいのってあるっけ。
「うんまあ…そう」
「…自分でも納得してなくない?」
「うん…」



