過つは彼の性、許すは我の心 壱


 今清水君には悪いことしちゃったな。

 やたら3人をちらちら(特に天條君を見ながら)していたからまさかと思ったけど…。


「悪いことしちゃった…謝らないと」

「つづは謝らんでええやろう、元々人数少のうって回ってへんかったのは事実やし」

「そうかな」


 せめて相談してからにするべきだったなと、ちょっと反省。


ーーーー渚君と凌久君達と会った次の日から彼等は学校に来る様になった。

 私は挨拶そこそこで教室にも持ち込んでいた生徒会の仕事をやっていたら、


『何やっているんだ?』

『生徒会の仕事』

『休み時間に?』

『人手足りないから出来るだけやっておこうと思って』

『ーーー手伝うか?』

『手伝ってくれるの?でも天條君だってお家の仕事あるでしょう?』

『別に片手間で出来る』

『…じゃあお願いしようっかな』


 てなやり取りがあった。

 そしたらオマケで2人着いてきたって感じ。

 オマケ所か大当たりの2人が加わってくれたおかげで、仕事の処理速度が通常の倍スピードで処理できた。


「しょうがないよ、学校以外では家の集まりぐらいでしか顔を合わせないからね」

「天條の若様と話すなんて、彼ぐらいの家だと両親が話したことあるかどうかでしょう」


 木野島君と火ノ宮君からそれぞれそんな話しが出た。