式場のドアが開くと、
たくさんの人たちがお祝いにかけつけてくれていた。
みんなに拍手されながら神父様の前に立つと、
これからの人生についての教え、
そして誓いについて確認された。
「…誓います。」
私たちは同時に答えた。
「では、誓いのキスを」
向かい合ってキスをした。
また盛大な拍手をしてもらい、2人で笑いあった。
ー幸せだな。
拍手のなか、招待客の間を歩いていると、
碧人様がニヤニヤしているような笑顔を招待客に向けていた。
あまり見ない顔だったため、
その視線の先を確認したところ、
翔と…さつき様がいた。
翔と碧人様は仲良くなかったはずだし、
さつき様に向けたのかな?
今日は結婚式のため、ドレス姿で更にかわいくなっていた。
…しかも、さつき様はとても…胸が大きいのだ。
今までは制服姿であまり目立っていなかったが、
ドレス姿により胸が少しだけ強調されてしまい、
周りから目線を集めていた。
翔がそれに気付いて、
自分のジャケットを渡して隠してあげているようだった。
私への気持ちはもう疑っていない。
ただ私の体が好みでない可能性はあるよね…
私は楽しい日のはずなのに、
少しくらい気持ちになってしまった。
たくさんの人たちがお祝いにかけつけてくれていた。
みんなに拍手されながら神父様の前に立つと、
これからの人生についての教え、
そして誓いについて確認された。
「…誓います。」
私たちは同時に答えた。
「では、誓いのキスを」
向かい合ってキスをした。
また盛大な拍手をしてもらい、2人で笑いあった。
ー幸せだな。
拍手のなか、招待客の間を歩いていると、
碧人様がニヤニヤしているような笑顔を招待客に向けていた。
あまり見ない顔だったため、
その視線の先を確認したところ、
翔と…さつき様がいた。
翔と碧人様は仲良くなかったはずだし、
さつき様に向けたのかな?
今日は結婚式のため、ドレス姿で更にかわいくなっていた。
…しかも、さつき様はとても…胸が大きいのだ。
今までは制服姿であまり目立っていなかったが、
ドレス姿により胸が少しだけ強調されてしまい、
周りから目線を集めていた。
翔がそれに気付いて、
自分のジャケットを渡して隠してあげているようだった。
私への気持ちはもう疑っていない。
ただ私の体が好みでない可能性はあるよね…
私は楽しい日のはずなのに、
少しくらい気持ちになってしまった。

