ーもし妃教育の話まで聞かれたなら、
嘘をついたことになっちゃう。
ーそれよりもマズイのが、
碧人様が私のことを好きと勘違いされていること。
片思いの相手に、
違う人が好きと勘違いされて、
二人の幸せを願っている何て言われたら辛いだろう。
どうしよう…
そう思っていたら、
碧人様の部屋に着いていた。
「どうぞ」
「失礼します」
部屋に入るなり、
すぐ私の方を向き、
「どうして柏原にも、妃教育を受けさせようと思ったの?」
と聞いてきた。
ー表情が険しい気がする。
やっぱり怒っているんだ。
「嘘をついてしまい、すみません。」
「そこに怒っているんじゃないよ、妃教育が嫌になったの?」
「ち、違います」
「それとも、俺と結婚したくないの?」
「え?」
「それで、伊集院と結婚したいの?
…そんなの、許してあげられないよ」
「なんで翔が?ちが…」
「ごめん、聞きたくない」
「ーーーっ」
ーいきなり、手を引っ張られて、口付けされていた。
嘘をついたことになっちゃう。
ーそれよりもマズイのが、
碧人様が私のことを好きと勘違いされていること。
片思いの相手に、
違う人が好きと勘違いされて、
二人の幸せを願っている何て言われたら辛いだろう。
どうしよう…
そう思っていたら、
碧人様の部屋に着いていた。
「どうぞ」
「失礼します」
部屋に入るなり、
すぐ私の方を向き、
「どうして柏原にも、妃教育を受けさせようと思ったの?」
と聞いてきた。
ー表情が険しい気がする。
やっぱり怒っているんだ。
「嘘をついてしまい、すみません。」
「そこに怒っているんじゃないよ、妃教育が嫌になったの?」
「ち、違います」
「それとも、俺と結婚したくないの?」
「え?」
「それで、伊集院と結婚したいの?
…そんなの、許してあげられないよ」
「なんで翔が?ちが…」
「ごめん、聞きたくない」
「ーーーっ」
ーいきなり、手を引っ張られて、口付けされていた。

