「ちょっと!!」そう叫んでも彼は止まる気配を見せない。 ただの、エイプリルフールの嘘だったのに、一体どうして。 「もう、ネタ晴らしもしてないのに」 「これだと、本当だと思われるな」 「笑い話じゃない」 今日はエイプリルフールだから、すぐに嘘に気が付いてくれると思ってたのに。