男女の猫くん!①

乃々が大きな声を出した。
「のん!しー!!」
「うぇあ…ごめん~」
「んー…先生は『猫ちゃんは諸事情により別部屋になりました』っていうらしい。…まぁ、実際は男子部屋に行くんだけど」
「ほぇ~…」
「面白くないって顔してんね、のん」
お、面白くない…?そもそも面白い……?
「うん、だって『撮影で偶然来た猫君です~』…って言ったら女子部屋がライブ会場になるでしょ~!!そういうなーちゃんも面白くないって顔してるよ~?」
「当たり前やろ」
「ふざけんな」
だ…だめだ…。一字一句理解できないっ…!
「あ…じゃあ、俺行くわ」
「すぃーゆーあげいん!さっさと眠れや!」
「グッバイ!!べーっだ!!」
な、なんでそんな敵意むき出しなのっ…!?
「「さあさあ、私らの可愛い可愛い彩ちゃん、いきましょうね~!」」
「えっ…!?う、うん?」
そういえば猫君の猫耳みたいな髪、寝癖じゃなかったんだ…