「おぅ」
レッドの返事。
「了解。」
恵の答え。
「わかりました。」
実くんの返事。
「あ・・・私もここに含まれるのね。」
キラさんもそれに答えた。
・・・こうして、それぞれの役割が割り当てられた。
なんていうか・・・今さらだけど、隊長って、本当に隊長なんだな・・・。
この状況で、まさか全員に任務が割り当てられるとは・・・。
「さて、独立部隊とは言ったものの、ぶっちゃけ、正規軍は役に立たない。言ってしまえば、現状でこの世界の命運は、あなたたち12人にかかっているわ。」
隊長は仁王立ちして、全員を見回す。
そして・・・。


