アルク「ギア・ドール、世界が滅び200年後の世界。人の暮らしは海中へと移行していった。しかし、そんな海中ドーム内でも、様々な人間と思想と、信念が存在する。」


キラ「結局、人々が海中ドームに移住して200年足らずして、海中ドーム内は、過去最長にわたる、混沌の世界大戦へと突入する。」


アルク「それが、俺たちが暮らす世界だね・・・」


キラ「そうね・・・そして、戦争の産物として生まれてくる、動く死体・・・人工知能。世界を滅亡させるほどの、細菌兵器・・・死に行く、友人、仲間・・・家族・・・」


アルク「戦争だからね・・・。割り切らないと生きていけないさ。」


キラ「分かってるわよ。そんな、戦場に生きる人たちの『日常』を描いたのが、ギア・ドールという作品です。」


海人「日常・・・か・・・」


アルク「そうだよ・・・こんなものは日常だよ・・・人が死に、飢えにあげく、そして、おまえ自身だって、その手で何人殺したんだよ?」


海人「そんなもん・・・数えていたら、神経がもたん。」


アルク「だから、これが日常だろ?あくまで俺たちの・・・さ・・・。」