悠人「はぁ・・・ダメだ・・・他の二作品に比べてあまりにアホすぎる・・・仕方ない・・・魔法講座でもするか・・・。」


由良「あぁ!そうだな!!・・・どうもお前の使っている魔法は、あまり他の作品では見せない魔法だからな!」


悠人「見かけない・・・って、どちらかといえば、俺の使う魔法は、実際に使われていた歴史上の魔法文献を参考にしているのだから、俺の魔法を見かけないほうが問題なんだけどな・・・。」


由良「言うなよ・・・今時、魔法といわれりゃ、呪文一つで炎を出して、水出して・・・まさに万能!」


悠人「炎だしたきゃ、火炎放射器でも使え、水だしたきゃ、消防車でも呼んで来い。わざわざ、科学で出来るものを、魔法でやるな。馬鹿馬鹿しい・・・」


由良「その発言は、色々敵を作るから、やめておけって・・・」


悠人「俺の使える魔法は、大きく分けて、三種類。守護、占い、そして、呪い。以上だ。」


由良「まぁ、本来の『魔法』の形だよな・・・。」


悠人「まあな・・・だから、俺たちの作品を読んだことがある人間がいたら、分かると思うが、俺の魔法に派手さは一切ない。」


由良「祭壇に魔方陣を引いて、黒いローブを着て、星の並びを見て、呪文を唱える・・・童話に出てくる魔法使いかよ?」


悠人「むしろ、そっちの方が、リアルな魔法使いに近いんだよ!呪文一つで、ホホイのホイ・・・って、既に人間業じゃねぇだろ!?いつから、魔法使いは人間じゃなくなったんだよ?」