「・・・・・・相変わらずね、あなたは・・・頼もしいわ。」


 カオリは、そこまで言って、ようやく笑みを見せた。


 どうやら、折れたらしい。


「任せておいてよ。私を誰だと思ってるのさ。さぁ、武器を選ぼう。大丈夫!昔から、一人乗りのロボットより、二人乗りのロボットの方が強いって言うのは、常識だから!きちんとした、武器を選んで私とカオリが手を組めば、最強だよ!」


 根拠はないが、心からそう思った。


「そうね・・・私たちにかなう相手はいないわね。」


 それにカオリも笑顔で答える。


 大丈夫。私たちは最強コンビ。


 絶対、負けない。


 地球の危機だって、世界の崩壊だって、私たちで止めてみせる!