目標って達成すると楽しい。
今日の仕事は目標時間内に終わって嬉しかった。
こんな時、ご褒美タイムがあってもいいと思う。
大量に買った『シジョー』のお菓子はもう無いし、新しくハマっているチョコをお店に買いに行った。
ファンタジーっぽいお店だ。
お店そのものが別世界。
天井には星をイメージしてLEDライトが飾られ、店内には大木が植えられている。
それは、天井を突き破って外に飛び出している。
雨の時によく店内に雨漏りしないなと、感心してしまう。
「チョコ…」
あれ? 無い。
店内を3周するが、全然見つからなかった。
「どうされました?」
店員さんが、にこやかに笑いかけながら高い声のトーンで言った。
苦手だ。
きっと心の中では何かやらかしそうな人に見えているのかもしれない。
「チョコレートを探しているんですが」
「申し訳ありません。気温が高くなってしまいましたので、この時期は仕入れておりません」
「そうなんですね。残念です」
「申し訳ありません」
食べたかったチョコが無かったせいか、この人がテンプレートで応対しているような気がした。
ひねくれてるな、私。
コンビニの袋をぶら下げ歩いていたら、宙斗が向こうからやってきた。
「やっほ!」
「みうちゃん! この前は疲れてた時にごめんね」
「全然。こっちこそ迷惑かけちゃったね」
「迷惑なんかじゃないよ!」
「もう社会学のレポート提出した?」
「来週までのだよね。うん、提出したよ! みうちゃんは?」
「まだ。頑張らなきゃ」
「手伝おうか?」
ずるい、私。
宙斗ならそう言ってくれるってわかっててこの会話してる。
そんな自分が嫌い。
「難しい顔してないで、このチョコあげるから」
手のひらに乗せられたのは、今日食べたかったチョコだった。
「ありがとう、宙斗。自力で頑張ってみるよ」
「うん、チョコ、溶けてたらごめんね」
「溶けてたって、チョコはチョコでしょ」
顔を見合わせて笑った。
ありがとう、宙斗。
今日の仕事は目標時間内に終わって嬉しかった。
こんな時、ご褒美タイムがあってもいいと思う。
大量に買った『シジョー』のお菓子はもう無いし、新しくハマっているチョコをお店に買いに行った。
ファンタジーっぽいお店だ。
お店そのものが別世界。
天井には星をイメージしてLEDライトが飾られ、店内には大木が植えられている。
それは、天井を突き破って外に飛び出している。
雨の時によく店内に雨漏りしないなと、感心してしまう。
「チョコ…」
あれ? 無い。
店内を3周するが、全然見つからなかった。
「どうされました?」
店員さんが、にこやかに笑いかけながら高い声のトーンで言った。
苦手だ。
きっと心の中では何かやらかしそうな人に見えているのかもしれない。
「チョコレートを探しているんですが」
「申し訳ありません。気温が高くなってしまいましたので、この時期は仕入れておりません」
「そうなんですね。残念です」
「申し訳ありません」
食べたかったチョコが無かったせいか、この人がテンプレートで応対しているような気がした。
ひねくれてるな、私。
コンビニの袋をぶら下げ歩いていたら、宙斗が向こうからやってきた。
「やっほ!」
「みうちゃん! この前は疲れてた時にごめんね」
「全然。こっちこそ迷惑かけちゃったね」
「迷惑なんかじゃないよ!」
「もう社会学のレポート提出した?」
「来週までのだよね。うん、提出したよ! みうちゃんは?」
「まだ。頑張らなきゃ」
「手伝おうか?」
ずるい、私。
宙斗ならそう言ってくれるってわかっててこの会話してる。
そんな自分が嫌い。
「難しい顔してないで、このチョコあげるから」
手のひらに乗せられたのは、今日食べたかったチョコだった。
「ありがとう、宙斗。自力で頑張ってみるよ」
「うん、チョコ、溶けてたらごめんね」
「溶けてたって、チョコはチョコでしょ」
顔を見合わせて笑った。
ありがとう、宙斗。


