礼を言って応接間から出て街に言って温泉？とかいうやつに入った。最近流行り始めたらしい。身を清められることに喜びを感じつつ、されてばかりで申し訳ない気持ちになった。体を洗ってお湯に入ると温かく気持ちよかった。冷水くらいしか入った覚えがないので嬉しかった。
　風呂から出て、もらった服を見ると、かなりかわいい感じで少し驚いた、フリルが大量にあしらわれており、動きにくそうである。なんだか昔絵本で見た、お姫様みたいで少し嬉しかった。外に出るとリーダーはかなり驚いていて、「どうして驚いているの？」と聞くと「顔が薄汚れていたり、神が伸び切っていて見えなかったが、綺麗な顔をしていたのだな。」と言われた、正直自分の顔をあんまり見ないが、母親譲りの蒼眼は気に入っている。いつもそばにいてくれている気持ちになれるからである。
リーダーが「そういえば、俺は名前を聞いていない、名前は何というんだ？」
　私は答えた