○ヒロイン、西園レイナのモノローグ
レイナM「私の幼なじみは、かっこいい。
整った顔はもちろん、成績優秀で運動神経抜群。
そして優しい。
いつも私を笑顔にしてくれて、私を護ってくれる。
だから、私の幼なじみはかっこいい。
ただ一つ、彼に欠点があるとすればーーーー」
西園レイナ:主人公、ヒロイン
セミロング、内巻き、ベージュ色。色素薄め。
一見儚い系だが、垂れた目元やメリハリのついた身体から妖艶さが滲み出ており、美人系。
○高校の教室
今日は高校2年生の始業式。
クラス表を見た生徒たちは、ぞろぞろと新しい教室に集まる。
2-2という札をアップに。
ホームルームが始まる。
黒板に担任の名前『杉野祐介』と書かれており、担任の杉野(30代半ばの男性教員)が自己紹介を始める。
その後担任の先生に名前を呼ばれた順に、自己紹介を始める。
そして、レイナの幼なじみの名前が呼ばれる。
担任「向坂〜。向坂夜〜!」
向坂夜:レイナの幼なじみで、眉目秀麗。
サラサラとした黒髪短髪。前髪が少し長く右目にかかっている。ブレザーを腕を通さず羽織っており、前髪の隙間から右目には黒い眼帯が見える。
ブラウスの袖の下からは包帯がちらりと見え、手首から腕全体に巻いていることが伺える。手には黒い指抜きグローブをつけている。
自分の席ではなく、教室の窓に座る夜。不敵に微笑む。
夜「フッ。俺の真名を言い当てるとは、汝、さては組織の者か?」
担任「は?何だそれは?」
担任は怪訝そうな表情を浮かべながら夜の方を見る。
クラスメイトもザワつきだし、全員の注目が夜に集まる。
それを見かねたレイナがため息をついた後に発言する。
レイナ「先生、彼の苗字、向坂じゃなくて、向坂なんです。多分、それを言いたいんだと思います。」
担任「あぁ、すまんかった、向坂。じゃあ改めて、自己紹介、頼めるか?」
夜「クク。まあ、女王に免じて許してやる。俺はッ!ここでは漆黒の騎士を名乗っている。汝もそう呼べ。」
担任「は……?」
レイナ「先生、無視してください。」
担任「え、えぇ…?」
レイナ「発作みたいなものなので無視してください。」
夜「フッ。やはり、俺の女王様は手厳しいな。」
夜は座っていた窓から立ち上がり、レイナの席まで歩いた後跪く。
担任「ほ、発作?大丈夫なのか?」
レイナは何回も頷いて、担任に早く順番を回すように身振りで伝える。(デフォルメでバタバタするようはコメディタッチで)
レイナの意志をくみ取った担任は、ホームルームを回す。他クラスメイトの自己紹介が続いていく。
担任「次、西園。」
担任に呼ばれ、レイナは勢いよく立ち上がる。
ついでに夜もその後ろに立つ。
レイナ「初めまして、西園レイナです。」
夜「刮目せよ。俺の女王様だ。」
レイナ笑顔。夜が最大級のドヤ顔。
レイナ(夜、何やってんの!?)
心の中でミニキャラが叫んでいるように
クラスメイト(なんか乱入してきた)
レイナ(なんとかこの空気を変えないと!)
レイナ「普通の女子高生です。」
クラスメイト1(普通の女子高生はわざわざ自分のことを普通の女子高生とは言わないのでは?)
夜「世界を統べる女王様だ。」
クラスメイト2(クイーン?どういうこと……?!)
レイナ(ま、まだめげちゃだめ!)
しかし、レイナは焦りや羞恥心でぎこちない笑顔になる。
レイナ「仲良くしてくださると嬉しいです。」
夜「俺の女王様に気安く触れるなよ。俺の封印されしこの右眼が解放され、世界は終焉へと向かうだろう。」
夜、キメ顔。レイナ全てを諦めた絶望顔(目にハイライトがない)。
クラスメイト(何この人たち……)
○教室
ホームルーム終了後。始業式のため、早帰り。
クラスメイト達はすぐにグループを作り、それぞれの放課後を過ごそうとしている。
レイナは机に突っ伏して現状を嘆く。
それを隣の机(他人のもの)に足を組んで座りながら見る夜。
レイナ「早速浮いたんですが、どうしてくれるの、この状況。」
夜「皆、女王様と騎士に畏怖しているのだろう。まあ、当然だな。ククッ」
レイナ「はぁぁぁぁぁ」
レイナはとてつもなく大きなため息をつく。
夜のキメ顔とともに、レイナのモノローグ
レイナM「この私の幼なじみ、向坂夜には欠点がある。
それは《重度の中二病》ということだ。」
レイナM「私の幼なじみは、かっこいい。
整った顔はもちろん、成績優秀で運動神経抜群。
そして優しい。
いつも私を笑顔にしてくれて、私を護ってくれる。
だから、私の幼なじみはかっこいい。
ただ一つ、彼に欠点があるとすればーーーー」
西園レイナ:主人公、ヒロイン
セミロング、内巻き、ベージュ色。色素薄め。
一見儚い系だが、垂れた目元やメリハリのついた身体から妖艶さが滲み出ており、美人系。
○高校の教室
今日は高校2年生の始業式。
クラス表を見た生徒たちは、ぞろぞろと新しい教室に集まる。
2-2という札をアップに。
ホームルームが始まる。
黒板に担任の名前『杉野祐介』と書かれており、担任の杉野(30代半ばの男性教員)が自己紹介を始める。
その後担任の先生に名前を呼ばれた順に、自己紹介を始める。
そして、レイナの幼なじみの名前が呼ばれる。
担任「向坂〜。向坂夜〜!」
向坂夜:レイナの幼なじみで、眉目秀麗。
サラサラとした黒髪短髪。前髪が少し長く右目にかかっている。ブレザーを腕を通さず羽織っており、前髪の隙間から右目には黒い眼帯が見える。
ブラウスの袖の下からは包帯がちらりと見え、手首から腕全体に巻いていることが伺える。手には黒い指抜きグローブをつけている。
自分の席ではなく、教室の窓に座る夜。不敵に微笑む。
夜「フッ。俺の真名を言い当てるとは、汝、さては組織の者か?」
担任「は?何だそれは?」
担任は怪訝そうな表情を浮かべながら夜の方を見る。
クラスメイトもザワつきだし、全員の注目が夜に集まる。
それを見かねたレイナがため息をついた後に発言する。
レイナ「先生、彼の苗字、向坂じゃなくて、向坂なんです。多分、それを言いたいんだと思います。」
担任「あぁ、すまんかった、向坂。じゃあ改めて、自己紹介、頼めるか?」
夜「クク。まあ、女王に免じて許してやる。俺はッ!ここでは漆黒の騎士を名乗っている。汝もそう呼べ。」
担任「は……?」
レイナ「先生、無視してください。」
担任「え、えぇ…?」
レイナ「発作みたいなものなので無視してください。」
夜「フッ。やはり、俺の女王様は手厳しいな。」
夜は座っていた窓から立ち上がり、レイナの席まで歩いた後跪く。
担任「ほ、発作?大丈夫なのか?」
レイナは何回も頷いて、担任に早く順番を回すように身振りで伝える。(デフォルメでバタバタするようはコメディタッチで)
レイナの意志をくみ取った担任は、ホームルームを回す。他クラスメイトの自己紹介が続いていく。
担任「次、西園。」
担任に呼ばれ、レイナは勢いよく立ち上がる。
ついでに夜もその後ろに立つ。
レイナ「初めまして、西園レイナです。」
夜「刮目せよ。俺の女王様だ。」
レイナ笑顔。夜が最大級のドヤ顔。
レイナ(夜、何やってんの!?)
心の中でミニキャラが叫んでいるように
クラスメイト(なんか乱入してきた)
レイナ(なんとかこの空気を変えないと!)
レイナ「普通の女子高生です。」
クラスメイト1(普通の女子高生はわざわざ自分のことを普通の女子高生とは言わないのでは?)
夜「世界を統べる女王様だ。」
クラスメイト2(クイーン?どういうこと……?!)
レイナ(ま、まだめげちゃだめ!)
しかし、レイナは焦りや羞恥心でぎこちない笑顔になる。
レイナ「仲良くしてくださると嬉しいです。」
夜「俺の女王様に気安く触れるなよ。俺の封印されしこの右眼が解放され、世界は終焉へと向かうだろう。」
夜、キメ顔。レイナ全てを諦めた絶望顔(目にハイライトがない)。
クラスメイト(何この人たち……)
○教室
ホームルーム終了後。始業式のため、早帰り。
クラスメイト達はすぐにグループを作り、それぞれの放課後を過ごそうとしている。
レイナは机に突っ伏して現状を嘆く。
それを隣の机(他人のもの)に足を組んで座りながら見る夜。
レイナ「早速浮いたんですが、どうしてくれるの、この状況。」
夜「皆、女王様と騎士に畏怖しているのだろう。まあ、当然だな。ククッ」
レイナ「はぁぁぁぁぁ」
レイナはとてつもなく大きなため息をつく。
夜のキメ顔とともに、レイナのモノローグ
レイナM「この私の幼なじみ、向坂夜には欠点がある。
それは《重度の中二病》ということだ。」
