次の日
僕たちは、眠い目をこすり、お台場に居た。
「5時起きだったよ僕」
「わぴ4時に起きたよー。朝メシも食ったっす」
「ずるいよー」
わぴ。それに急な男言葉。何だろう。嘘をつく練習!?
やだな、と思った。昨日ちょっと控えめにセッ◯スして、起きたのもほとんど同時だと思ったのに。化粧の為に社用車まで借りたのに。うーん
「きゃーミホコ」
ナオコがミホコに巻き付く。
「ういす」
僕は答えた。ミホコちゃんはキレイだ。キレイって言うのは、こういうコの事を言うんだろうなといつも思う
「おいっすー」
「あーおはようございますぅ」
「遠足だな」
「キャハハハハハ」
「あー受けますそれぇおはようございます」
「あ初めまして僕」
「あーそういう時は、おはようございますでいいのよ」
無難だった。無難だと思う。嘘をつく練習、しておけばよかったかな
「あっ君ね。ポエミー」
「えっ」
「いいよいいよ何か名前聞かれたら、ポエミーでいいから」
!
仕方なかった。ポエミーかぁ ポエミー、ポエミー
屈辱とか、恥とか、そういうんじゃ無い。こういう時。微妙な温かさのようなもの。何だか心のお父さん。だと思う。そして何だか時間が早く過ぎてゆく。
「ぴゅー」
「えっ早い?」
「すみません。相方がヒールで」
「まあいいんじゃないの」
びっくりした。嘘をつくんだ。というか意味が通らない。会話なのに
うかつだった。僕は今まで、ちょっとイナセな心の持ち主に対して、ひどく甘え、遮り、時として裏切ったりしても来たのかも知れない。
「とっておきのヒントタイム! タモリさんにホモって言うなよ」
!
また出た、この手。と思った。一概に嘘ではなさそう。色々ある、世の中。ハメ、とか。この人は信用出来る。そうさえも思った。
「はーい」
「ふあいあはい」
この手に「あはい」は無いと思った。
僕たちは、眠い目をこすり、お台場に居た。
「5時起きだったよ僕」
「わぴ4時に起きたよー。朝メシも食ったっす」
「ずるいよー」
わぴ。それに急な男言葉。何だろう。嘘をつく練習!?
やだな、と思った。昨日ちょっと控えめにセッ◯スして、起きたのもほとんど同時だと思ったのに。化粧の為に社用車まで借りたのに。うーん
「きゃーミホコ」
ナオコがミホコに巻き付く。
「ういす」
僕は答えた。ミホコちゃんはキレイだ。キレイって言うのは、こういうコの事を言うんだろうなといつも思う
「おいっすー」
「あーおはようございますぅ」
「遠足だな」
「キャハハハハハ」
「あー受けますそれぇおはようございます」
「あ初めまして僕」
「あーそういう時は、おはようございますでいいのよ」
無難だった。無難だと思う。嘘をつく練習、しておけばよかったかな
「あっ君ね。ポエミー」
「えっ」
「いいよいいよ何か名前聞かれたら、ポエミーでいいから」
!
仕方なかった。ポエミーかぁ ポエミー、ポエミー
屈辱とか、恥とか、そういうんじゃ無い。こういう時。微妙な温かさのようなもの。何だか心のお父さん。だと思う。そして何だか時間が早く過ぎてゆく。
「ぴゅー」
「えっ早い?」
「すみません。相方がヒールで」
「まあいいんじゃないの」
びっくりした。嘘をつくんだ。というか意味が通らない。会話なのに
うかつだった。僕は今まで、ちょっとイナセな心の持ち主に対して、ひどく甘え、遮り、時として裏切ったりしても来たのかも知れない。
「とっておきのヒントタイム! タモリさんにホモって言うなよ」
!
また出た、この手。と思った。一概に嘘ではなさそう。色々ある、世の中。ハメ、とか。この人は信用出来る。そうさえも思った。
「はーい」
「ふあいあはい」
この手に「あはい」は無いと思った。


