学校に着けば教室の窓側の隅の席にが私の席。
我ながら席替えのくじ運が強く出た結果この席がまた良きだ。
「みーこ!おはよ!」
「あ!ゆんちゃん!おはよ〜!」
唯一の友達の奈山 ゆんちゃん。
ゆんちゃんは、クラスの人気者だ。何故なら、短髪の切れ長目に女子からは王子様と呼ばれるほどの人気。
それに、気さくで男子からも人気がある。
そんな、ゆんちゃんとなぜ友達になれたのかというと単に席が近くゆんちゃんからよく話しかけてきてくれるからだ。
なんの話題を振っても興味を持ってくれて、意見をくれるゆんちゃんはもはや神に等しいと私は思っている。
「今日もゆん王子は眩しいですな」
「やめてよ〜、別にそんなんじゃいから〜」
いやいや、廊下を見てみろゆん氏。ファンクラブの女子で溢れかえっているではありませんか。
一時期ファンクラブの女子に狙わられたことさえあれど、そこもゆんちゃんのおかげで何とか丸くおさまり今の平凡な生活が過ごせている。
本当に一時期はどうなるかと思えばあの時のゆんちゃんも王子全開だったなと懐かしき思い出だ。
「あ、そうだ。みこ、これいる?好きなやつじゃ無い?」
「っ!?!こ、これは!!」
そこには、通販のブラインド購入数限界まで買って出なかった推しである、浅間 蓮くんのブロマイド。
しかも、サイン入り。
「何か、お姉ちゃんが大量に買っててこれ、友達が好きな人って言ったらなんかくれた」
震える手がブロマイドに伸びるも待てと頭で静止がかかる。だって、サイン入りしかもレア中のレア。
貰っても良いものか悩む。
我ながら席替えのくじ運が強く出た結果この席がまた良きだ。
「みーこ!おはよ!」
「あ!ゆんちゃん!おはよ〜!」
唯一の友達の奈山 ゆんちゃん。
ゆんちゃんは、クラスの人気者だ。何故なら、短髪の切れ長目に女子からは王子様と呼ばれるほどの人気。
それに、気さくで男子からも人気がある。
そんな、ゆんちゃんとなぜ友達になれたのかというと単に席が近くゆんちゃんからよく話しかけてきてくれるからだ。
なんの話題を振っても興味を持ってくれて、意見をくれるゆんちゃんはもはや神に等しいと私は思っている。
「今日もゆん王子は眩しいですな」
「やめてよ〜、別にそんなんじゃいから〜」
いやいや、廊下を見てみろゆん氏。ファンクラブの女子で溢れかえっているではありませんか。
一時期ファンクラブの女子に狙わられたことさえあれど、そこもゆんちゃんのおかげで何とか丸くおさまり今の平凡な生活が過ごせている。
本当に一時期はどうなるかと思えばあの時のゆんちゃんも王子全開だったなと懐かしき思い出だ。
「あ、そうだ。みこ、これいる?好きなやつじゃ無い?」
「っ!?!こ、これは!!」
そこには、通販のブラインド購入数限界まで買って出なかった推しである、浅間 蓮くんのブロマイド。
しかも、サイン入り。
「何か、お姉ちゃんが大量に買っててこれ、友達が好きな人って言ったらなんかくれた」
震える手がブロマイドに伸びるも待てと頭で静止がかかる。だって、サイン入りしかもレア中のレア。
貰っても良いものか悩む。


