結局、動きやすいパンツを中心とした服装にし、おさげにメガネと普段出かける格好と大差ない装いにした。
一応、蓮くんについて褒めると喜ぶというので同士の可能性が捨てきれなかったため、グッズも最低限の物を持って来た。
どうせなら、ブサカワ猫の写真ともあわよくば一緒に撮りたいしという気持ちもあり私情も挟みつつ持って来てしまった。
ショップ近くに到着して、最初に感じたのは違和感だった。
(にしても、何か人少ない?)
ブサカワ猫の人気はそれは抽選がある程なのだから人気なジャンルということは覚悟の上だった。
なのに、ショップ前で待ち合わせということだったのだが、てっきり待機列などあるかと思えばショップ周りは人の数は少なかった。
いや、そもそもショップ目当ての人がいないような気がする。
もしかして、日にち間違えたと慌ててメッセージを確認するも日にちはあっていた。
そこで、ふと気づいた。
「あれ、このショップって明日からじゃ‥」
一応公式ページも見とこうと開くとショップの開店は明日の日付になっていた。
どういうことだ。幼馴染さんも間違えているのか。
とにもかくにも約束はしているわけだし、ショップの方に足向けた。
案の定ショップ前に来たらまだ準備中の札が掛かっていた。
中にスタッフさんはいるようだけど、お客さんの姿はどこにもなくショップ前に立ち尽くしてるのは私だけだった。
ここで待ち合わせだけど誰もいない中待つのもなと思いメッセージを送ろうとすると後ろから声が聞こえた。
「みこちゃん、こっち」
その声は聞き覚えのある声で幼馴染さんだと一瞬でわかり振り返る。
「え‥?」
そこに立っていた幼馴染さんの姿、いや男性の姿に思わず息を呑んで思考が停止した。
一応、蓮くんについて褒めると喜ぶというので同士の可能性が捨てきれなかったため、グッズも最低限の物を持って来た。
どうせなら、ブサカワ猫の写真ともあわよくば一緒に撮りたいしという気持ちもあり私情も挟みつつ持って来てしまった。
ショップ近くに到着して、最初に感じたのは違和感だった。
(にしても、何か人少ない?)
ブサカワ猫の人気はそれは抽選がある程なのだから人気なジャンルということは覚悟の上だった。
なのに、ショップ前で待ち合わせということだったのだが、てっきり待機列などあるかと思えばショップ周りは人の数は少なかった。
いや、そもそもショップ目当ての人がいないような気がする。
もしかして、日にち間違えたと慌ててメッセージを確認するも日にちはあっていた。
そこで、ふと気づいた。
「あれ、このショップって明日からじゃ‥」
一応公式ページも見とこうと開くとショップの開店は明日の日付になっていた。
どういうことだ。幼馴染さんも間違えているのか。
とにもかくにも約束はしているわけだし、ショップの方に足向けた。
案の定ショップ前に来たらまだ準備中の札が掛かっていた。
中にスタッフさんはいるようだけど、お客さんの姿はどこにもなくショップ前に立ち尽くしてるのは私だけだった。
ここで待ち合わせだけど誰もいない中待つのもなと思いメッセージを送ろうとすると後ろから声が聞こえた。
「みこちゃん、こっち」
その声は聞き覚えのある声で幼馴染さんだと一瞬でわかり振り返る。
「え‥?」
そこに立っていた幼馴染さんの姿、いや男性の姿に思わず息を呑んで思考が停止した。


