家に着いて歌番組よりも、まずゆんちゃんに連絡した。
『あー、あーそういうことか〜‥』
「ゆんちゃんの幼馴染さんでしょ?私あまりよく知らないし連絡先渡されてもどうしたらいいか‥」
推し満載の部屋のベットの上で寝っ転がりながら相談するも、めずらしくゆんちゃんは歯切れ悪く何か悩んでいるようだった。
『とりあえず、仲良くしてみてくれない?すっごく良い子だから!良い子すぎるから!』
「良い子すぎるからってどういゆうこと??」
妙に押しが強いゆんちゃんに疑問を持つ。
だって、今日初めて会って特に何もしてない人だ。
あ、でもスティッカーは貰った。
『悪い子じゃない!めっちゃ良い子!』
「唐突な押し強いのやめてよ〜、ゆんちゃんがそこまで言うならわかったよ。とりあえず連絡先だけ入れてみるけど‥」
結局ゆんちゃんの必死な攻防が勝った。
仕方なく、本当に仕方なく、メモに書かれている連絡先を入力して登録する。
「レン?蓮くんと同じ名前なんだ〜」
奇遇だな。なんて、軽い気持ちで思いながらメッセージを何を送ろうか悩む。
『改めて初めまして、ゆんちゃんの友達の田奈みこです』
簡易的かつ短文だが、これでいいだろう。
というか、男子となんて話すのいつぶりだろう。
蓮くんを推し始めて、私の中では恋愛事なんてないも同然で、推しを推しまくることが人生になっていた。
「って!いやいや、別にどうこうなるつもり無いし!」
そうだ。別にどうこうなるつもり無いし、なんなら友達が一人増えたラッキーくらいにしとこう。
『あー、あーそういうことか〜‥』
「ゆんちゃんの幼馴染さんでしょ?私あまりよく知らないし連絡先渡されてもどうしたらいいか‥」
推し満載の部屋のベットの上で寝っ転がりながら相談するも、めずらしくゆんちゃんは歯切れ悪く何か悩んでいるようだった。
『とりあえず、仲良くしてみてくれない?すっごく良い子だから!良い子すぎるから!』
「良い子すぎるからってどういゆうこと??」
妙に押しが強いゆんちゃんに疑問を持つ。
だって、今日初めて会って特に何もしてない人だ。
あ、でもスティッカーは貰った。
『悪い子じゃない!めっちゃ良い子!』
「唐突な押し強いのやめてよ〜、ゆんちゃんがそこまで言うならわかったよ。とりあえず連絡先だけ入れてみるけど‥」
結局ゆんちゃんの必死な攻防が勝った。
仕方なく、本当に仕方なく、メモに書かれている連絡先を入力して登録する。
「レン?蓮くんと同じ名前なんだ〜」
奇遇だな。なんて、軽い気持ちで思いながらメッセージを何を送ろうか悩む。
『改めて初めまして、ゆんちゃんの友達の田奈みこです』
簡易的かつ短文だが、これでいいだろう。
というか、男子となんて話すのいつぶりだろう。
蓮くんを推し始めて、私の中では恋愛事なんてないも同然で、推しを推しまくることが人生になっていた。
「って!いやいや、別にどうこうなるつもり無いし!」
そうだ。別にどうこうなるつもり無いし、なんなら友達が一人増えたラッキーくらいにしとこう。


