永瀬の整ったイケメンの顔が、整ったままだけど乱れてきた。
そして突然、涙を流した。
「どうした?」
「起きた時に優心が目の前にいて、おはようって言えるのがこんなにも幸せなんだなって思って」
「いるよ、ずっと永瀬の目の前に僕はいるから」
初めて見た永瀬の涙につられて僕も涙が出そうになる。永瀬は〝今日は寂しくない〟と言った。
ずっと、寂しかったのかな?
沢山の人に愛されているのに?
もし寂しかったのなら、もう寂しい気持ちにはなってほしくないな。
僕は永瀬に抱きついた。「絶対に離れないから」と宣言すると、暖かい布団にもぐり込む。
しばらく僕と永瀬は、ぎゅっとくっついていた。くっついているうちに気持ちよくなってふたりで二度寝した。
起きた時には昼前で、外を見ると青空が広がっていた。そして永瀬からもらったプレゼントのレジン部分が光に照らされて、とても綺麗に輝いていた。これでもかというほどに――。
「さて、生配信の準備しようか。優心、サンタとトナカイの格好、どっちがいい?」
「永瀬、サンタっぽいからトナカイかな?」
だって、本当に永瀬は幸せを配るサンタみたいだから。一緒にいるだけで幸せな気持ちになれる。
「優心のトナカイ姿、きっと可愛いだろうな」
これからもずっと、永瀬とこうやって幸せな動画配信を続けられたらいいな。
「永瀬サンタ、プレゼントありがとう」
「こちらこそ、いつもありがとう」
僕たちは見つめ合って、微笑んだ。
☆。.:*・゜
そして突然、涙を流した。
「どうした?」
「起きた時に優心が目の前にいて、おはようって言えるのがこんなにも幸せなんだなって思って」
「いるよ、ずっと永瀬の目の前に僕はいるから」
初めて見た永瀬の涙につられて僕も涙が出そうになる。永瀬は〝今日は寂しくない〟と言った。
ずっと、寂しかったのかな?
沢山の人に愛されているのに?
もし寂しかったのなら、もう寂しい気持ちにはなってほしくないな。
僕は永瀬に抱きついた。「絶対に離れないから」と宣言すると、暖かい布団にもぐり込む。
しばらく僕と永瀬は、ぎゅっとくっついていた。くっついているうちに気持ちよくなってふたりで二度寝した。
起きた時には昼前で、外を見ると青空が広がっていた。そして永瀬からもらったプレゼントのレジン部分が光に照らされて、とても綺麗に輝いていた。これでもかというほどに――。
「さて、生配信の準備しようか。優心、サンタとトナカイの格好、どっちがいい?」
「永瀬、サンタっぽいからトナカイかな?」
だって、本当に永瀬は幸せを配るサンタみたいだから。一緒にいるだけで幸せな気持ちになれる。
「優心のトナカイ姿、きっと可愛いだろうな」
これからもずっと、永瀬とこうやって幸せな動画配信を続けられたらいいな。
「永瀬サンタ、プレゼントありがとう」
「こちらこそ、いつもありがとう」
僕たちは見つめ合って、微笑んだ。
☆。.:*・゜



