ひたすら真っ直ぐ進みました。たしか、来たとき真っ直ぐ来た気がするのです。
その勘は見事当たりました。1時間以上あるいていると、城が見えてきました。さっきまでは寂しい涙でしたが、今は懐かしい涙が出てきました。そして、城の方にかけていきました。
ぐるりーなは、門のところまで来ました。門番たちは、おどろいているようでした。誰かに伝えるのか、急いで城の中へ入っていきました。ぐるりーなも早足で中へ入りました。中は、何も変わっていませんでした。そりゃそうです、一ヶ月だけですもの。でも、ぐるりーなにとっては、一年ぐらいでした。だから、城がとても懐かしく思えました。そしていよいよ、自分の部屋まで来ました。自分の部屋なのに、ぐるりーなは久しぶりだからか、緊張してきました。ガチャッと音がしてドアが開きました。中はシンとして、誰もいませんでした。あれっ?とぐるりーなは思いました。てっきり、もうぐるんがいると思っていたのです。でも、いませんでした。ぐるりーなは一旦そこは置いておくことにしました。ぶじ、家へ帰ってこられたのです。ぐるりーなは安心感に包まれました。そして、やっぱり、家が落ち着くな…と思いました。
ベットで寝ようとして、ベットへ近寄った時、ドアがトントンとたたかれました。ぐるりーなはドキッとしました。もしや、お父さま?どうしよう、また追い出されるかも…でも、外からは優しい声がきこえてきました。「姫さま、いらっしゃるのなら、返事してください。」ききおぼえのある声です。
「ぐるん!!」思わずぐるりーなはさけびました。「いるわよ。」
すると、ドアがガチャッと開きました。そこには、だいすきなぐるんがいました。
ぐるりーなは嬉しくて泣きそうでした。同じく、ぐるんも嬉しくて泣きそうでした。
ぐるりーなはぐるんの方に駆け寄りました。そんなぐるりーなを、ぐるんは優しく包みました。
ぐるんの中で、ぐるりーなはわんわん泣きました。しばらくして、ようやくふたりは離れました。そして、涙も止まりました。落ち着たぐるんは、いつもの調子でいいました。
「姫さまが戻ってきてよかったです。私の旦那も喜ぶと思います。」
「旦那さん、心配でもしてくれてたの?」
ビックリしてぐるりーながききました。
「ええ、姫さまだいすきなので。それで、私がいなくなったからかもっていったら、私が城に戻ってって頼んできたんですよ。」
「へえ…それは嬉しいわ。」
「まあ、離れた原因、旦那ですけどね。とにかく、王国のみんなも、アナタの両親も喜びますよ。」
両親ときいて、ぐるりーなはおそるおそるきいてみた。
「お父さまも入ってる?」
「そうですよ。今じゃね。さ、会いにいきましょう。」
「えっ今から?」
「そうですよ。ほら、私についてきてください。」
「わかったわ。」
本当は休みたかったけど、ぐるんの念に押されて、ぐるりーなは行くことにしました。
会いに行くと、どちらも喜んでくれました。本当に追い出した本人(父)が喜んでいて、ぐるりーなはおどろきました。今回のことで、父は反省してくれました。他にも休んだあと、国民たちに会ってきたりしました。(ぐるんの旦那さんにも会った。凄い喜んでいた)。夜、ぐるりーなはぐっすり眠りました。意識がもう夢に入りそうな時、ぐるりーなはつぶやきました。
「絶対に、丸美たちのこと、忘れないからねえ…約束だよう…」
その勘は見事当たりました。1時間以上あるいていると、城が見えてきました。さっきまでは寂しい涙でしたが、今は懐かしい涙が出てきました。そして、城の方にかけていきました。
ぐるりーなは、門のところまで来ました。門番たちは、おどろいているようでした。誰かに伝えるのか、急いで城の中へ入っていきました。ぐるりーなも早足で中へ入りました。中は、何も変わっていませんでした。そりゃそうです、一ヶ月だけですもの。でも、ぐるりーなにとっては、一年ぐらいでした。だから、城がとても懐かしく思えました。そしていよいよ、自分の部屋まで来ました。自分の部屋なのに、ぐるりーなは久しぶりだからか、緊張してきました。ガチャッと音がしてドアが開きました。中はシンとして、誰もいませんでした。あれっ?とぐるりーなは思いました。てっきり、もうぐるんがいると思っていたのです。でも、いませんでした。ぐるりーなは一旦そこは置いておくことにしました。ぶじ、家へ帰ってこられたのです。ぐるりーなは安心感に包まれました。そして、やっぱり、家が落ち着くな…と思いました。
ベットで寝ようとして、ベットへ近寄った時、ドアがトントンとたたかれました。ぐるりーなはドキッとしました。もしや、お父さま?どうしよう、また追い出されるかも…でも、外からは優しい声がきこえてきました。「姫さま、いらっしゃるのなら、返事してください。」ききおぼえのある声です。
「ぐるん!!」思わずぐるりーなはさけびました。「いるわよ。」
すると、ドアがガチャッと開きました。そこには、だいすきなぐるんがいました。
ぐるりーなは嬉しくて泣きそうでした。同じく、ぐるんも嬉しくて泣きそうでした。
ぐるりーなはぐるんの方に駆け寄りました。そんなぐるりーなを、ぐるんは優しく包みました。
ぐるんの中で、ぐるりーなはわんわん泣きました。しばらくして、ようやくふたりは離れました。そして、涙も止まりました。落ち着たぐるんは、いつもの調子でいいました。
「姫さまが戻ってきてよかったです。私の旦那も喜ぶと思います。」
「旦那さん、心配でもしてくれてたの?」
ビックリしてぐるりーながききました。
「ええ、姫さまだいすきなので。それで、私がいなくなったからかもっていったら、私が城に戻ってって頼んできたんですよ。」
「へえ…それは嬉しいわ。」
「まあ、離れた原因、旦那ですけどね。とにかく、王国のみんなも、アナタの両親も喜びますよ。」
両親ときいて、ぐるりーなはおそるおそるきいてみた。
「お父さまも入ってる?」
「そうですよ。今じゃね。さ、会いにいきましょう。」
「えっ今から?」
「そうですよ。ほら、私についてきてください。」
「わかったわ。」
本当は休みたかったけど、ぐるんの念に押されて、ぐるりーなは行くことにしました。
会いに行くと、どちらも喜んでくれました。本当に追い出した本人(父)が喜んでいて、ぐるりーなはおどろきました。今回のことで、父は反省してくれました。他にも休んだあと、国民たちに会ってきたりしました。(ぐるんの旦那さんにも会った。凄い喜んでいた)。夜、ぐるりーなはぐっすり眠りました。意識がもう夢に入りそうな時、ぐるりーなはつぶやきました。
「絶対に、丸美たちのこと、忘れないからねえ…約束だよう…」



