悪だんを離れながら、女王は色々と考えてみた。関西ズにも、悪だんにも、友だちができたのだ。それは嬉しくてたまらないのだが、まだ犯人とノートを捕らえられてないないので、モヤモヤしている。また、これから行く南の国でも、できるのだろうか?残る世界はあと2つ。これから向かう国、ゲーム。そしてもう1つが、たくさんの種族がいるゆるオリ。女王はこの2つのどちらかで、もう捕らえたいと思った。もうノートをなくして、2年の年月がたつ。最初のうちは大騒ぎだったが、今ではもう、探すている者はごくわずか。みんなもう、忘れてしまったのだろうか?女王と家来たちは、ちょこちょこ休みながら、南へと進んだ。ようやく、南の国へと着いた。ここもまた、前いたところとはガラリと雰囲気が違う。まるで、ゲームの世界のような国だ。住む者の名前は、必ずゲーム関係の名前になっている。ゲームの国の者たちは、悪だんとは違って、とっても親切で、女王たちは安心した。ゴミも落ちてないし、タバコもない、ケンカもなくてすごく快適だった。町並みは、家がみんなゲーム機の形をしていた。そして、聞いた話によると、1家必ず1台ゲームがあるそうだ。そして、いたるところに、遊べるゲームが置いてあった。女王は見るもの全部が新鮮で、目を輝かせて、ゲームがあると必ずやった。家来も知らないゲームばかりで、目的を忘れてやってしまっていた。途中で気がつくと、また捜索に戻った。話しかけると、必ず返事してくれたが、1人も犯人のことは知らないようだった。ある日、3人組のグループに出会った。ヌコ族のゲーニャン、ユニコーンのローラ、くまのムーゲだった。話してみると、3人とも知っているようだった。3人の住む家に案内してもらった。やっぱりゲーム機の形をしていた。家の中も、ゲームがたくさんあった。ゲーム機にある、➕➖のイスに座って、3人から話を聞いた。ゲーニャンによると、家のそばを散歩中、あのノートを持った者を見かけたということだった。ローラによると、ぼーっと窓から外を見ると、あのノートを持った犯人の顔が見えたということだった。どうやら、ネコ族らしい。ムーゲによると、たまたま犯人の声を聞いたら、低かったらしい。
だんだんと犯人のことが分かってきた。女王はノートにメモをとった。
・悪だんの者(ネコ族)
・声が低い
・男
3人にお礼を言って、集めた情報を見せた…3人はしばらく黙ってじっと見て、急に3人が驚いたカオになった。ムーゲがひそひそ声でつぶやいた。
「なあ、これってアイツじゃね…?」
「アイツ?」
3人につられて、女王も驚いたカオで尋ねた。
「それって誰かしら?」
ちょっと沈黙があった後、再びムーゲが話しはじめた。
「ザ・きょうふ・ニャンだよ。オレの友だちなんだけどさ。特徴が当てはまってるんだ。」
女王が更に驚いたカオになって、そっと言った。
「あの者、わたくしの友だちでもあるわ。」
3人も更に驚いて、しばらく黙っていた。ようやく、ゲーニャンがしゃべりだした。
「あの子、こんなことする者じゃないよ。それに、女王さまと仲良くなったのに?」
またしばらく黙って、ずっと黙って聞いていたローラが話しはじめた。
「いや、ニャンくんじゃない?最近あの子、ストレス溜まってるみたいだし、あり得るよ。」
3人と女王のカオに、不安が走った。
ゲーニャンがその説を取り消そうとしたが、可能性は高かった。女王は考えた。
きっとあの子なんだわ。隠してたんじゃないかしら。ん?でも、ニャンさんといたのに犯人が見えた。ノートを持ってるのは、やはり別の者なんだわ!!
ちょっとだけほっとして、そのことを、3人に伝えた。すると3人のカオに安心が走ったが、すぐに不安げに戻った。
「じゃあ、いったい誰?」
ゲーニャンの落ち着いた声が、静かな部屋に響いた。それから、3人の家に泊めてもらいながら、犯人&ノートを探した。みんな話してはくれたが、犯人たちのことは分からないというようだった。ここでも、あっという間に1ヶ月がたち、ゲーニャンたちという友だちができた。いいところだし、離れたくはなかったが、全く何も得られないので、そろそろ最後のゆるオリへ行くことにした。帰る準備をして、3人にお礼を言いまくって、家来と共にゆるオリへ行こうとした時…。
北の方に犯人が見えた。女王たちが急いで追いかけると、向こうが気がついて、逃げてしまった。が、1人の家来の足に突っかかり、転んで、ノートを落として行ってしまった。女王は1人の家来に礼を言い、急いでノートを拾った。ノートを見ると、あの時書いた先に、4つの世界が(城も)「壊れる」と書かれていた。魔法の力で消しゴムとボールペンを出し、急いでその字を消し、書き足した。城に帰ってからでいいじゃん、と思ったかもしれないが、3年後、と書かれていたので、今消したのだ。1万年後と書いて先を書けば、1万年先まで持つということだが、新しく書き足されると、新しい方になってしまうので、3年後に4つの世界が壊れるところだったのだ。また魔法の力で消しゴムとボールペンをしまい、ほっと息をついた。そして魔法の力でノートを部屋に戻し、犯人を追った。また盗まれるかもしれないから、犯人を捕まえておかければならない。北の方へ、女王と家来たちは犯人めがけて向かった。
だんだんと犯人のことが分かってきた。女王はノートにメモをとった。
・悪だんの者(ネコ族)
・声が低い
・男
3人にお礼を言って、集めた情報を見せた…3人はしばらく黙ってじっと見て、急に3人が驚いたカオになった。ムーゲがひそひそ声でつぶやいた。
「なあ、これってアイツじゃね…?」
「アイツ?」
3人につられて、女王も驚いたカオで尋ねた。
「それって誰かしら?」
ちょっと沈黙があった後、再びムーゲが話しはじめた。
「ザ・きょうふ・ニャンだよ。オレの友だちなんだけどさ。特徴が当てはまってるんだ。」
女王が更に驚いたカオになって、そっと言った。
「あの者、わたくしの友だちでもあるわ。」
3人も更に驚いて、しばらく黙っていた。ようやく、ゲーニャンがしゃべりだした。
「あの子、こんなことする者じゃないよ。それに、女王さまと仲良くなったのに?」
またしばらく黙って、ずっと黙って聞いていたローラが話しはじめた。
「いや、ニャンくんじゃない?最近あの子、ストレス溜まってるみたいだし、あり得るよ。」
3人と女王のカオに、不安が走った。
ゲーニャンがその説を取り消そうとしたが、可能性は高かった。女王は考えた。
きっとあの子なんだわ。隠してたんじゃないかしら。ん?でも、ニャンさんといたのに犯人が見えた。ノートを持ってるのは、やはり別の者なんだわ!!
ちょっとだけほっとして、そのことを、3人に伝えた。すると3人のカオに安心が走ったが、すぐに不安げに戻った。
「じゃあ、いったい誰?」
ゲーニャンの落ち着いた声が、静かな部屋に響いた。それから、3人の家に泊めてもらいながら、犯人&ノートを探した。みんな話してはくれたが、犯人たちのことは分からないというようだった。ここでも、あっという間に1ヶ月がたち、ゲーニャンたちという友だちができた。いいところだし、離れたくはなかったが、全く何も得られないので、そろそろ最後のゆるオリへ行くことにした。帰る準備をして、3人にお礼を言いまくって、家来と共にゆるオリへ行こうとした時…。
北の方に犯人が見えた。女王たちが急いで追いかけると、向こうが気がついて、逃げてしまった。が、1人の家来の足に突っかかり、転んで、ノートを落として行ってしまった。女王は1人の家来に礼を言い、急いでノートを拾った。ノートを見ると、あの時書いた先に、4つの世界が(城も)「壊れる」と書かれていた。魔法の力で消しゴムとボールペンを出し、急いでその字を消し、書き足した。城に帰ってからでいいじゃん、と思ったかもしれないが、3年後、と書かれていたので、今消したのだ。1万年後と書いて先を書けば、1万年先まで持つということだが、新しく書き足されると、新しい方になってしまうので、3年後に4つの世界が壊れるところだったのだ。また魔法の力で消しゴムとボールペンをしまい、ほっと息をついた。そして魔法の力でノートを部屋に戻し、犯人を追った。また盗まれるかもしれないから、犯人を捕まえておかければならない。北の方へ、女王と家来たちは犯人めがけて向かった。



