ピピピピピピピピヒピピピピピピピピヒ
朝のアラームのけたたましい音が部屋に響く。
眠気をこらえ、目を擦りながらアラームをとめる。
もう朝なの?!はやっ〜
そんなことを思いつつベッドから起き上がる。
今日も学校かあ。
だるー
でも親が心配するから行かなきゃなぁ
そう思い、不本意ながらも体を起こす
今日の朝ごはん何かな。
そう思いつつ、
リビングに入るとシーンとしていた。
あ、そっか。
親今出張中だ。
親はよく出張に行ってるから家に私一人な時もしばしば。
もう親がいない生活も慣れてきた
昨日買っておいた菓子パンを黙々と食べる。
今日の天気なんだろう。
ふとそう思い、テレビをつける。
うわぁ、午後大雨じゃん。
傘もってこっかな。
でもめんどいから折り畳み傘でいいやぁ。
そうしてる間に玄関を出る時間が迫ってくる。
重い体を起こし、クローゼットに向かう。
白いブラウスに茶色いブレザー、
ピンクのラインが入っている茶色のリボン。
そして、茶色いチェックのスカート。
私が通っている学校、[星宮高校]の制服だ。
私の学校の制服は可愛いことで有名らしい。
まあ、私も茶色で統一されてるところとか気に入っている。
制服を着終わると、次は
スクバに今日使うテキスト&ノートを入れる。
今日はテキストの多い数学があり、オマケに体育着が必要な体育がある。
詰め込むと、相当重い。
なんで、置き勉させてくれないんだよ。
あと、なんで荷物が多い授業を2科目も一日に入れるんだよ。
組み合わせ考えろ。
と、担任を恨む。
「行ってきます」
そう言っても、行ってらっしゃいは帰ってこないのにね笑
うわぁ、今日の天気やば。
低気圧むり。
絶対三限ぐらいには保健室行きだな。
頭痛くて死にそうになるわ、絶対。
まじ最悪、、
認めたくないけど、わたしは低気圧に弱い。
低気圧に弱い人多いけど、私の場合は他の人よりも症状がひどいんだよね。
そう、気分が落ち込んでいると
「るるー!!!おはよー!!!」
という超絶元気いっぱいな声が後ろから聞こえる。
振り向くと私の親友、陽菜がいた。
「おはよ。陽菜、相変わらず朝から元気だね。」
「るるは相変わらずテンション低いね~
まあ、低気圧だもんね」
「るる、午後には保健室行きだね」
陽菜は見ての通りとてつもなく明るくてまるで太陽のよう。
さすが名前に陽がついてるだけあるわ。
陽菜とは小学校からの付き合いでもう、10年も一緒にいることになる。
「てかさ-、今日午後から雨降るんでしょー?」
と陽菜が聞く。
さては、傘忘れたな??
10年も一緒にいるとお互いが言いたいことがわかってしまう。
「そうだよ。傘、折りたたみならあるから相合い傘して帰ろ。」
「さすがるる!!
私の言いたいことわかってるぅ!
ありがと!!もう、るる大好き~!」
「はいはい」
全く、すぐ調子にのるんだから。
「るるちゃん、陽菜ちゃん、おはよぉ~」
学校に着くと、ふわふわで可愛らしい声が聞こえた
こちらは、寧々ちゃん。
寧々ちゃんとは高校生になってから友達になった。
いつも髪の毛をふわふわに巻いていて顔も芸能人並みに可愛いいわゆるモテ女子。
オマケに声も可愛くてちょっと天然なところもある、ウルトラスーパーモテ子。
実際学校一モテるし、一緒に遊びに行ったときとかにナンパとかスカウトとかよくされているのを見る。
でも、天然だからか寧々ちゃんはそれを自覚していないんだよね。
「てかさ、今日転校生来るらしいよ!!」
陽菜が言う。
「まじ?!」
「へぇ~楽しみだねぇ~」
転校生か、どんな子が来るんだろう。
女の子かな?それとも男??
女の子だったらいいなー
「はい、席つけ~」
「転校生を紹介するぞー!」
周りが一気に騒がしくなる。
どんな人かな
転校生が教室にはいってくる。
わお、めっちゃイケメン。
そこには一瞬AIのように見えるイケメンが立っていた。
え?AI?
なんかめっちゃ顔が完成されてるんですけど!!
驚きつつもイケメンがクラスメイトになることはめっちゃ嬉しい。
まあ、イケメンなことだから自己紹介もさわやかなんだろうな~
「あの、えっーと、初めましてぇぇ、い、一ノ瀬隼人です。あの、えと、あの、よろしくお願いします」
クラスがシーンとなった。
は?
多分今クラスのみんな同じ気持ちだと思う。
えっなんで?!めっちゃ陰キャ!!
え!このイケメンがぁ?!こんな陰キャなことある?!
普通、イケメンは女子にチヤホヤされて自然と男子も近寄ってきて人生イージーモードなんじゃないの?!
ほんといつもキラキラしてTHE陽って感じじゃないの?!
このイケメン君からはそんな陽キャ感かが伝わって来なかった。
ええ、、マジか、
「一ノ瀬さんね、みんな仲良くしてね-!」
「一ノ瀬さん、あそこの席に座ってね」
この陰キャイケメンはどこに座るんだろう_
って私の隣?!
おーまじか。なんか朝から隣に机置いてあるな-とは思ったけどそういうことか。
イケメンが私に近づいてくる。
ずっと下を向いてたイケメンが顔を上げて、私を見ると
「は?」
とイケメンが言っていた。
いや、「は?」って何?!え、「は?」って何!!
初対面の人の顔を見た瞬間「は?」はないだろ
「ん?どうしたの?」
私が優しく聞いてあげるとイケメンは
「あ、いや、何でもないです」
と言う。
マジでなんなん。まあいっか、
「これでHRを終わります、規律、礼」
「「ありがとうございました」」
えっーと、次は音楽か
移動しなきゃ
「るるー!寧々ちゃん!行こー!!」と陽菜が呼びかける。
「はいはーい」
「ねえ!!転校生イケメンだったね!!」
相変わらず陽菜はテンション高いな、、笑
「でもなんか自己紹介の時やばくなかった??」
「なんかめっちゃ陰キャだったよね」
「えー、そうなんだけどさー、マジ残念イケメンだね」
たしかに、残念
「イケメンに変わりはないしいっか」
マジで陽菜はイケメン大好きだなー
「るるちゃん、転校生と隣の席だったね!!」
「そうじゃん!るる、隣やん!!」
「まあ、イケメンだしやったーってなったけどさ、」
「初対面の私のことを見た瞬間、は?って言ってきたんだよ?」
朝のアラームのけたたましい音が部屋に響く。
眠気をこらえ、目を擦りながらアラームをとめる。
もう朝なの?!はやっ〜
そんなことを思いつつベッドから起き上がる。
今日も学校かあ。
だるー
でも親が心配するから行かなきゃなぁ
そう思い、不本意ながらも体を起こす
今日の朝ごはん何かな。
そう思いつつ、
リビングに入るとシーンとしていた。
あ、そっか。
親今出張中だ。
親はよく出張に行ってるから家に私一人な時もしばしば。
もう親がいない生活も慣れてきた
昨日買っておいた菓子パンを黙々と食べる。
今日の天気なんだろう。
ふとそう思い、テレビをつける。
うわぁ、午後大雨じゃん。
傘もってこっかな。
でもめんどいから折り畳み傘でいいやぁ。
そうしてる間に玄関を出る時間が迫ってくる。
重い体を起こし、クローゼットに向かう。
白いブラウスに茶色いブレザー、
ピンクのラインが入っている茶色のリボン。
そして、茶色いチェックのスカート。
私が通っている学校、[星宮高校]の制服だ。
私の学校の制服は可愛いことで有名らしい。
まあ、私も茶色で統一されてるところとか気に入っている。
制服を着終わると、次は
スクバに今日使うテキスト&ノートを入れる。
今日はテキストの多い数学があり、オマケに体育着が必要な体育がある。
詰め込むと、相当重い。
なんで、置き勉させてくれないんだよ。
あと、なんで荷物が多い授業を2科目も一日に入れるんだよ。
組み合わせ考えろ。
と、担任を恨む。
「行ってきます」
そう言っても、行ってらっしゃいは帰ってこないのにね笑
うわぁ、今日の天気やば。
低気圧むり。
絶対三限ぐらいには保健室行きだな。
頭痛くて死にそうになるわ、絶対。
まじ最悪、、
認めたくないけど、わたしは低気圧に弱い。
低気圧に弱い人多いけど、私の場合は他の人よりも症状がひどいんだよね。
そう、気分が落ち込んでいると
「るるー!!!おはよー!!!」
という超絶元気いっぱいな声が後ろから聞こえる。
振り向くと私の親友、陽菜がいた。
「おはよ。陽菜、相変わらず朝から元気だね。」
「るるは相変わらずテンション低いね~
まあ、低気圧だもんね」
「るる、午後には保健室行きだね」
陽菜は見ての通りとてつもなく明るくてまるで太陽のよう。
さすが名前に陽がついてるだけあるわ。
陽菜とは小学校からの付き合いでもう、10年も一緒にいることになる。
「てかさ-、今日午後から雨降るんでしょー?」
と陽菜が聞く。
さては、傘忘れたな??
10年も一緒にいるとお互いが言いたいことがわかってしまう。
「そうだよ。傘、折りたたみならあるから相合い傘して帰ろ。」
「さすがるる!!
私の言いたいことわかってるぅ!
ありがと!!もう、るる大好き~!」
「はいはい」
全く、すぐ調子にのるんだから。
「るるちゃん、陽菜ちゃん、おはよぉ~」
学校に着くと、ふわふわで可愛らしい声が聞こえた
こちらは、寧々ちゃん。
寧々ちゃんとは高校生になってから友達になった。
いつも髪の毛をふわふわに巻いていて顔も芸能人並みに可愛いいわゆるモテ女子。
オマケに声も可愛くてちょっと天然なところもある、ウルトラスーパーモテ子。
実際学校一モテるし、一緒に遊びに行ったときとかにナンパとかスカウトとかよくされているのを見る。
でも、天然だからか寧々ちゃんはそれを自覚していないんだよね。
「てかさ、今日転校生来るらしいよ!!」
陽菜が言う。
「まじ?!」
「へぇ~楽しみだねぇ~」
転校生か、どんな子が来るんだろう。
女の子かな?それとも男??
女の子だったらいいなー
「はい、席つけ~」
「転校生を紹介するぞー!」
周りが一気に騒がしくなる。
どんな人かな
転校生が教室にはいってくる。
わお、めっちゃイケメン。
そこには一瞬AIのように見えるイケメンが立っていた。
え?AI?
なんかめっちゃ顔が完成されてるんですけど!!
驚きつつもイケメンがクラスメイトになることはめっちゃ嬉しい。
まあ、イケメンなことだから自己紹介もさわやかなんだろうな~
「あの、えっーと、初めましてぇぇ、い、一ノ瀬隼人です。あの、えと、あの、よろしくお願いします」
クラスがシーンとなった。
は?
多分今クラスのみんな同じ気持ちだと思う。
えっなんで?!めっちゃ陰キャ!!
え!このイケメンがぁ?!こんな陰キャなことある?!
普通、イケメンは女子にチヤホヤされて自然と男子も近寄ってきて人生イージーモードなんじゃないの?!
ほんといつもキラキラしてTHE陽って感じじゃないの?!
このイケメン君からはそんな陽キャ感かが伝わって来なかった。
ええ、、マジか、
「一ノ瀬さんね、みんな仲良くしてね-!」
「一ノ瀬さん、あそこの席に座ってね」
この陰キャイケメンはどこに座るんだろう_
って私の隣?!
おーまじか。なんか朝から隣に机置いてあるな-とは思ったけどそういうことか。
イケメンが私に近づいてくる。
ずっと下を向いてたイケメンが顔を上げて、私を見ると
「は?」
とイケメンが言っていた。
いや、「は?」って何?!え、「は?」って何!!
初対面の人の顔を見た瞬間「は?」はないだろ
「ん?どうしたの?」
私が優しく聞いてあげるとイケメンは
「あ、いや、何でもないです」
と言う。
マジでなんなん。まあいっか、
「これでHRを終わります、規律、礼」
「「ありがとうございました」」
えっーと、次は音楽か
移動しなきゃ
「るるー!寧々ちゃん!行こー!!」と陽菜が呼びかける。
「はいはーい」
「ねえ!!転校生イケメンだったね!!」
相変わらず陽菜はテンション高いな、、笑
「でもなんか自己紹介の時やばくなかった??」
「なんかめっちゃ陰キャだったよね」
「えー、そうなんだけどさー、マジ残念イケメンだね」
たしかに、残念
「イケメンに変わりはないしいっか」
マジで陽菜はイケメン大好きだなー
「るるちゃん、転校生と隣の席だったね!!」
「そうじゃん!るる、隣やん!!」
「まあ、イケメンだしやったーってなったけどさ、」
「初対面の私のことを見た瞬間、は?って言ってきたんだよ?」
