ひもろぎさんのことで頭がいっぱいになりながらも、あたしはいつも通りに家事をこなす。
……今日も、暑いから
お昼はそうめんにしようかな。
後は、何かさっぱりしたものを何品か…
冷蔵庫の中を確認しながら、そんな事を考えていると
「すず、ちょっといいかい?」
お店にいたはずのおばあちゃんが現れて
あたしに声をかけてきた。
「うん。どうしたの?」
「佐奈ちゃんがね、少し様子がおかしいんだ。」
「…佐奈が?」
聞けば、朝からずっと、ぼんやりしていて
普段しないようなミスを繰り返しているようで。
「本人は大丈夫だって言うんだけどね。
続くようなら、しばらく休ませようと思うんだ。」
「そうだね。そしたら
代わりの配達の人を探さないと…」
「それは大丈夫だよ。
一時的に、近場の配達以外は
受け付けないようにしたから。」
もうすでに
おばあちゃんの足に負担がかからない範囲の
配達のみ、受け付けるようにしたとのこと。
さすがおばあちゃん、対処が早い。
「…無理しないでね。」
「大丈夫さ。もし、それも難しいようなら
配達は、しばらく休みにするから。」
足の具合が良くなってきてるとは言え
まだ、本調子ではないから…
心配するあたしに
笑顔を向けて頷くおばあちゃん。
「すずも、佐奈ちゃんの事を
気にかけてあげておくれ。」
「うん。分かった。」
佐奈の意思を尊重して、静かに見守ることにした
おばあちゃんとあたしだったけど…
数日経っても、佐奈の様子は変わらず
おばあちゃんの判断で
佐奈は、しばらくバイトを休むことになった。
……今日も、暑いから
お昼はそうめんにしようかな。
後は、何かさっぱりしたものを何品か…
冷蔵庫の中を確認しながら、そんな事を考えていると
「すず、ちょっといいかい?」
お店にいたはずのおばあちゃんが現れて
あたしに声をかけてきた。
「うん。どうしたの?」
「佐奈ちゃんがね、少し様子がおかしいんだ。」
「…佐奈が?」
聞けば、朝からずっと、ぼんやりしていて
普段しないようなミスを繰り返しているようで。
「本人は大丈夫だって言うんだけどね。
続くようなら、しばらく休ませようと思うんだ。」
「そうだね。そしたら
代わりの配達の人を探さないと…」
「それは大丈夫だよ。
一時的に、近場の配達以外は
受け付けないようにしたから。」
もうすでに
おばあちゃんの足に負担がかからない範囲の
配達のみ、受け付けるようにしたとのこと。
さすがおばあちゃん、対処が早い。
「…無理しないでね。」
「大丈夫さ。もし、それも難しいようなら
配達は、しばらく休みにするから。」
足の具合が良くなってきてるとは言え
まだ、本調子ではないから…
心配するあたしに
笑顔を向けて頷くおばあちゃん。
「すずも、佐奈ちゃんの事を
気にかけてあげておくれ。」
「うん。分かった。」
佐奈の意思を尊重して、静かに見守ることにした
おばあちゃんとあたしだったけど…
数日経っても、佐奈の様子は変わらず
おばあちゃんの判断で
佐奈は、しばらくバイトを休むことになった。


