「それで、お前はあいつに会うために
俺のところに来たんだな?」
「榊さんなら、何か知ってるかもって…」
「夢はひもろぎの領域だからな。
今、拒まれているなら
今後も、たどり着くことは出来ないだろうな。」
「…」
……やっぱり、ひもろぎさんの許可がないと
夢では会えないんだ…
もしかしたら
夢で会う方法があるかもしれないと
榊さんなら、その方法を知っているかもと
心のどこかで期待していたあたしは
その言葉に肩を落とす。
でも
「まあ、夢で会えないなら
現実で会えばいいだけの話だ。」
「!」
続いたその言葉に
伏せていた顔を勢い良く上げる。
「知ってるんだろ?
ひもろぎが実在する人間だって。」
「は、はい…っ
だから…ずっと探してたんです…!」
榊さんが放った言葉に
落ち込みに沈んでいた心が、再び浮上する。
「あのっ、ひ、ひもろぎさんの居場所
知ってるんですか?!」
期待に胸が高鳴って
自然と声が大きくなってしまう。
興奮気味に榊さんに詰め寄れば
榊さんは、応えるような笑顔を浮かべた後
口を開いた。
俺のところに来たんだな?」
「榊さんなら、何か知ってるかもって…」
「夢はひもろぎの領域だからな。
今、拒まれているなら
今後も、たどり着くことは出来ないだろうな。」
「…」
……やっぱり、ひもろぎさんの許可がないと
夢では会えないんだ…
もしかしたら
夢で会う方法があるかもしれないと
榊さんなら、その方法を知っているかもと
心のどこかで期待していたあたしは
その言葉に肩を落とす。
でも
「まあ、夢で会えないなら
現実で会えばいいだけの話だ。」
「!」
続いたその言葉に
伏せていた顔を勢い良く上げる。
「知ってるんだろ?
ひもろぎが実在する人間だって。」
「は、はい…っ
だから…ずっと探してたんです…!」
榊さんが放った言葉に
落ち込みに沈んでいた心が、再び浮上する。
「あのっ、ひ、ひもろぎさんの居場所
知ってるんですか?!」
期待に胸が高鳴って
自然と声が大きくなってしまう。
興奮気味に榊さんに詰め寄れば
榊さんは、応えるような笑顔を浮かべた後
口を開いた。


